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• 大阪大学心臓血管外科での国内外科研修を終えて

  森 晃佑

  日本臨床外科学会雑誌   80 ( 12 )   2290 - 2291   2019年

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  記述言語：日本語   掲載種別：研究論文（学術雑誌）   出版者・発行元：日本臨床外科学会  

  DOI： 10.3919/jjsa.80.2290

• 超高齢者の冠動脈肺動脈瘻に併発した冠動脈瘤破裂の1手術例:—本邦破裂報告23例の検討を含めて—

  石井 廣人, 中村 都英, 中村 栄作, 遠藤 穣治, 西村 征憲, 白崎 幸枝, 森 晃佑

  日本心臓血管外科学会雑誌   45 ( 2 )   80 - 83   2016年

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  記述言語：日本語   掲載種別：研究論文（学術雑誌）   出版者・発行元：特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会  

  症例は89歳，女性．倦怠感，呼吸苦を主訴に近医に救急搬送された．搬送時はショック状態でCTにて約5 cmの冠動脈瘤と心嚢液貯留を認め，冠動脈瘤破裂の診断で当院へ搬送となり緊急手術を行った．手術は人工心肺使用下に心停止し，冠動脈瘤を開放して右冠動脈からの流入口および肺動脈への流出口を確認してそれぞれを結紮処理した．冠動脈肺動脈瘻に併発した冠動脈瘤の自然破裂は自験例を含めて本邦では23例の報告しかない稀な疾患であり，文献的考察を含めて報告する．

  DOI： 10.4326/jjcvs.45.80

• 直腸micropapillary carcinomaの2例

  森 晃佑, 河野 文彰, 田代 耕盛, 中尾 大伸, 落合 昂一郎, 中村 都英

  日本臨床外科学会雑誌   77 ( 2 )   399 - 405   2016年

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  記述言語：日本語   掲載種別：研究論文（学術雑誌）   出版者・発行元：日本臨床外科学会  

  症例1:63歳，男性．肝転移を伴う直腸癌に対し，高位前方切除術を施行した．病理組織所見で低分化型腺癌の一部にinside out patternを含んでおり，micropapillary carcinoma （MPC）と診断された．また，高度の脈管侵襲と多発リンパ節転移も認めた．　症例2:59歳，女性．子宮頸癌の精査中に直腸癌と診断された．子宮頸癌に対しては放射線化学療法を行う方針として，直腸癌に対しHartmann手術を施行した．病理組織所見でMPCを含んだ高～中分化型管状腺癌と診断された．リンパ節転移はなかったが，症例1と同様に高度の脈管侵襲を認めた．MPCは高率にリンパ節転移，遠隔転移をきたす悪性度の高い癌であると考えられているが，大腸MPCの報告は少ない．今回われわれは直腸MPCの2手術症例を報告し，本邦報告例を集計して臨床病理学的な特徴を検討した．

  DOI： 10.3919/jjsa.77.399

• Bentall 原法術後遠隔期に冠動脈口吻合部仮性動脈瘤を繰り返した1例

  森 晃佑, 石井 廣人, 中村 栄作, 遠藤 穣治, 西村 征憲, 白﨑 幸枝, 中村 都英

  日本心臓血管外科学会雑誌   45 ( 5 )   229 - 232   2016年

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  記述言語：日本語   掲載種別：研究論文（学術雑誌）   出版者・発行元：特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会  

  患者は64歳，男性．38歳時に大動脈弁輪拡張症に対しBentall原法手術を施行した．術後11年目に左冠動脈口吻合部仮性動脈瘤を発症したため，直接縫合による修復術を施行した．今回，その15年後（初回手術から26年後）に反対側である右冠動脈口吻合部仮性動脈瘤を認めたため，button techniqueによる修復術を施行した．しかし，その7カ月後に再び左冠動脈口吻合部仮性動脈瘤をきたし，破裂のため死亡した．Inclusion法によるBentall術後遠隔期に冠動脈口吻合部仮性動脈瘤を繰り返した1例を経験したので，文献的考察を含めて報告する．

  DOI： 10.4326/jjcvs.45.229