榊原 陽一 (サカキバラ ヨウイチ)

SAKAKIBARA Yoichi

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所属

農学部 応用生物科学科 生物機能科学講座

職名

教授

外部リンク

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(農学) ( 1995年3月   鹿児島大学 )

  • 農学修士 ( 1992年3月   宮崎大学 )

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 食品科学

  • ライフサイエンス / 応用生物化学

 

論文 【 表示 / 非表示

  • A new type of sulfation reaction: C-sulfonation for α,β-unsaturated carbonyl groups by a novel sulfotransferase SULT7A1 査読あり

    Katsuhisa Kurogi, Yoichi Sakakibara, Takuyu Hashiguchi, Yoshimitsu Kakuta, Miho Kanekiyo, Takamasa Teramoto, Tsuyoshi Fukushima, Takeshi Bamba, Jin Matsumoto, Eiichiro Fukusaki, Hiroaki Kataoka, Masahito Suiko

    PNAS Nexas   3 ( 3 )   097   2024年3月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1093/pnasnexus/pgae097

  • Evolution and multiple functions of sulfonation and cytosolic sulfotransferases across species 査読あり

    Katsuhisa Kurogi, Masahito Suiko, Yoichi Sakakibara

    Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry   88 ( 4 )   368 - 380   2024年1月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: doi.org/10.1093/bbb/zbae008

  • Effects of sturgeon fillet intake on top-ranked Japanese female long-distance runners 査読あり

    Haraguchi, Naoki, Nakao, Hiroyuki, Sakakibara, Yoichi, Tamura, Hiroki, Nagahama, Kiyoko, Sakurai, Keiko, Sameshima, Hiroshi, Schauerte, Michael, Ikenoue, Tsuyomu, Katsuragi, Shinji

    Journal of Obstetrics and Gynaecology Research   49 ( 8 )   2164 - 2174   2023年8月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1111/jog.15711

  • 高速液体クロマトグラフィーを用いたアセトアミノフェン O- 硫酸体とチロシン O- 硫酸体の UV 検出による測定法 査読あり

    森田千紘、元山優作、谷口玲央真、上田裕人、木下英樹、小野政輝、黒木勝久、榊原陽一、水光正仁、安田伸

    東海大農紀要   42   1 - 8   2023年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • チロシン硫酸化研究から食品機能評価など農学分野へのプロテオミクスの応用

    榊原 陽一

    日本プロテオーム学会誌   7 ( 2 )   27 - 35   2022年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:日本プロテオーム学会  

    翻訳後修飾としてのチロシン硫酸化はタンパク質の分泌のためのシグナルや活性調節機構として考えられている.我々は長年このチロシン硫酸化に関与する酵素Tyrosylprotein Sulfotransferaseを研究し,その立体構造を解明し基質タンパク質認識機構などに新たな知見を得た.宮崎県地域結集型共同研究事業において,「食の機能を中心としたがん予防基盤技術創出」に関わり,新規食品機能評価技術として,プロテオミクスによるバイオマーカーの探索と定量,情報科学的なニューラルネットワーク解析による機能性推定を組み合わせた革新的な技術を確立した.さらに,タンパク質の修飾と食品機能の関係に着目し,食品の抗酸化作用をタンパク質の酸化傷害レベルを指標に評価するという考えに着想し,タンパク質のカルボニル化や<i>S</i>-ニトロシル化などのレドックスバランスに関連したタンパク質修飾の解析法を開発した.ブランド豚肉,地鶏などの地域の食材のプロテオーム解析や成分分析にも貢献した.

    DOI: 10.14889/jpros.7.2_27

    CiNii Research

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 機能性食品開発のための初期評価試験プロトコール集

    山本(前田)万里(監修)( 担当: 分担執筆)

    シーエムシー出版  2017年4月 

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    記述言語:日本語 著書種別:学術書

  • プロテオミクス辞典

    日本プロテオーム学会編( 担当: 共著)

    講談社  2013年9月 

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    記述言語:日本語 著書種別:事典・辞書

  • 生物機能研究の進歩1

    監修:山田耕路共著者:立花宏文、菅原卓也、江藤望、野田敏司、水光正仁、榊原陽一、岡達三、長田恭一、本城賢一

    アイピーシー全241頁分担 167-172、 181-189頁  2002年6月 

MISC 【 表示 / 非表示

  • 宮崎大学医学部附属病院臨床研究支援センター食品臨床試験部門の取り組み.

    有村保次、永濵清子、黒木光歩、長友奈央、長野文子、梶原睦美、平井亜優美、榊原陽一、國武久登、竹島秀雄、片岡寛章.

    宮崎医会誌   45   222 - 230   2021年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)  

  • 完熟きんかん「たまたま」の新しい機能性について -NK細胞賦活効果・抗ストレス効果・抗疲労効果- 招待あり

    永濵清子、江藤望、有村保次、榊原陽一、水光正仁

    生物工学会誌   99   320 - 322   2021年7月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • ヒトcytosolic sulfotransferase 発現大腸菌を用いた硫酸化ポリフェノール類の部位選択的合成とその応用 招待あり

    下平武彦、黒木勝久、橋口拓勇、水光正仁、榊原陽一

    硫酸と工業   73   127 - 133   2020年11月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:硫酸協会  

  • イオウ元素に着目したプロテオミクス解析技術確立と応用 招待あり

    黒木勝久、榊原陽一

    アグリバイオ   4 ( 12 )   69 - 70   2020年11月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:北隆館  

  • 生物進化に伴う硫酸イオンと代謝変換酵素の多様な生理機能 招待あり

    黒木勝久、橋口拓勇、榊原陽一

    化学と生物   58 ( 9 )   511 - 519   2020年9月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)   出版者・発行元:日本農芸化学会  

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • タンパク質システインSSH化酵素の発現誘導食品成分の探索 国際共著

    日恵井由依、黒木勝久、永濱清子、榊原陽一

    日本生物工学会九州支部福岡大会(2023)  2023年12月3日 

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    開催年月日: 2023年12月2日 - 2023年12月3日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • 遺伝子組換え微生物を用いた硫酸化ペプチドの合成と精製法の検討 国際共著

    池田有輝、黒木勝久、榊原陽一、水光正仁、Ming-Cheh Liu

    日本生物工学会九州支部福岡大会(2023)  2023年12月3日 

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    開催年月日: 2023年12月2日 - 2023年12月3日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • 生物工学で開く未来 招待あり

    榊原陽一

    日本生物工学会九州支部 2023年度市民フォーラム  2023年11月11日 

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    開催年月日: 2023年11月11日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

  • イントロダクション(代謝を知るから操作するへの挑戦)

    榊原陽一

    第96回日本生化学会大会  2023年11月2日 

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    開催年月日: 2023年10月31日 - 2023年11月2日

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

  • アセトアミノフェン酸化代謝物の硫酸化による代謝と解毒作用 国際共著

    黒木勝久、瀬川 浩志、Liu Ming-Cheh、水光 正仁、榊原 陽一

    第96回日本生化学会大会  2023年11月1日 

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    開催年月日: 2023年10月31日 - 2023年11月2日

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 学会賞

    2022年8月   日本プロテオーム学会   チロシン硫酸化研究から食品機能評価など農学分野へのプロテオミクスの応用

    榊原陽一

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 

  • 科研費審査委員の表彰

    2015年11月   日本学術振興会  

    榊原陽一

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    受賞国:日本国

  • 農芸化学奨励賞

    2003年3月   日本農芸化学会  

    榊原陽一

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞  受賞国:日本国

科研費(文科省・学振・厚労省)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 神経組織受容体に作用する新規硫酸化生体制御分子の創製

    2015年04月 - 2019年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

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    担当区分:研究代表者 

    神経組織受容体に作用する新規硫酸化生体制御分子の創製

  • α,β-不飽和カルボニル化合物の新規代謝経路としての硫酸化

    2013年04月 - 2015年03月

    科学研究費補助金  挑戦的萌芽研究

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    担当区分:研究代表者 

    生体内における硫酸化は、ステロイドホルモン、神経伝達物質および薬物等の解毒代謝機構として知られ、硫酸 転移酵素(SULT)がその反応を触媒する。これまでの研究から、硫酸化の標的となる分子は、フェノール性やア ルコール性の水酸基または、芳香族アミンなどアミノ基を持つ化合物が広く知られている。本研究計画では、α ,β-不飽和カルボニル構造を持った環状化合物が直接酵素的に硫酸化を受けるという新発見に基づき、その代 謝機構の生理的意義、反応メカニズムの解明を目的とした研究を実施する。

  • 硫酸転移酵素の生理機能と生体シグナルの変換・伝達

    2011年04月 - 2014年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究分担者 

    硫酸転移酵素の生理機能と生体シグナルの変換・伝達

  • マウスにおける胆汁酸硫酸化の生理機能解明

    2009年04月 - 2012年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

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    担当区分:研究代表者 

    生体内における硫酸化は、生体外異物の解毒代謝機構や内因性の生理活性物質(ステロイドホルモン、カテコールアミン神経伝達物質など)の不活性化と濃度調節機構として研究されてきた。近年、リトコール酸をはじめとした二次胆汁酸の解毒代謝に硫酸化が関与することが知られ注目されている。本研究では、マウスにおいて胆汁酸のC-7位の水酸基を特異的に硫酸化する新規硫酸転移酵素(SULT2A4)の生理機構の解明を目的とした研究を行う。

  • モニター蛍光タンパク質を用いた新規内分泌かく乱作用評価試験の開発

    2003年04月 - 2005年03月

    科学研究費補助金 

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    担当区分:研究代表者 

    蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)を用いた内分泌かく乱物質(環境ホルモン)の新規評価試験の開発を目指し研究した。環境中で生成するビスフェノールAの塩素体や臭素体がより強い内分泌かく乱作用を持つ可能性を示した。

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その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 生体制御分子の機能変換機構の解明のための研究・若手研究者育成ネットワークの構築

    2013年11月 - 2016年03月

    文部科学省  頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム 

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

     宮崎大学では、「世界を視野に 地域から始めよう」をスローガンに、生命科学、環境科学、エネルギー科学を重点領域と設定した研究戦略を掲げている。中でも、生命科学においては、食品成分や生理活性ペプチドなどの生体制御分子に関する研究が活発であり、これらに関連した国際共同研究も幅広く展開されてきた。主担当研究者である宮崎大学の水光とトレド大学(米国)のDr. Liuは25年以上にわたり生体制御分子の代謝や機能制御において中心的な役割を果たす硫酸転移酵素に関する国際共同研究を継続してきた。その間にDr. Liuの研究拠点は、オクラホマ大学、テキサス大学タイラー校、トレド大学とかわってきたが、この間に22名の若手研究者(博士研究員、大学院生、学部学生)を宮崎大学から派遣してきた大きな実績があり、若手研究者の国際交流と人材育成を国際共同研究により実践してきた。これらの交流実績は、経済的なサポートがほとんど無く、研究者レベルでの個人的な信頼関係を基に実行してきたため、本プログラムを活用して、組織的な学部間交流あるいは大学間交流へと発展させる。さらに、世界的な共同研究ネットワークへと展開することを目的に、モナシュ大学(オーストラリア)のDr. Loveland、マサチューセッツ大学(米国)のDr. SchnellおよびNIEHS/NIH(米国衛生研究所・環境健康科学研究所)(米国)のDr. Negishiをメンバーに加えて、期間終了後も若手研究者育成に取り組める国際共同研究ネットワークを構築し、自主的な取り組みとして継続する。

  • プロテオミクスを基盤とした次世代型種豚育種バイオマーカー開発

    2012年11月 - 2013年10月

    科学技術振興機構  A-Step 探索タイプ 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    現在、肉用豚としてはハイブリッド系統が市場の大部分を占めており、地域ブランドとしても利用されている。ハイブリッド系統の維持と、さらなる肉質向上、増体向上、産子数増加などを目的に、DNAマーカーを用いたより優れた種豚育種が行われている。DNAマーカーとしては、遺伝子多型マーカー、マイクロサテライトマーカーなどがある。しかしながら、DNAマーカーの多くは権利化されており、産業的な利用目的においてはライセンス料など経済的負担が強いられることとなる。そのため畜産業の新興のために、DNAマーカーによらない次世代マーカーとしてタンパク質・ペプチドマーカーによる種豚育種技術の開発を目的とした課題を提案する。

  • 革新的な超スモールスケールホールアニマル食品機能評価法開発

    2011年12月 - 2012年07月

    科学技術振興機構  A-Step 探索タイプ 

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

    ゼブラフィッシュの初期胚を利用して、in vivoモデルにより生体全体(ホールアニマル)を用いて酸化ストレスを与えて酸化傷害がおきるモデルを確立し、その条件で種々の食品成分が持つ抗酸化ストレス作用を評価できる実験系を確立する。さらに、検出には独自に開発した酸化傷害タンパク質特異的プロテオーム解析技術を用いることで、研究基盤の優位性を活かして、革新的な評価技術として開発する。このように、ゼブラフィッシュの初期胚を利用して革新的な超スモールスケールホールアニマル食品機能評価法として、食品成分や農産物抽出物のスクリーニングが可能な革新的食品機能評価法を開発する。

  • プロテオミクスを基盤とした革新的ブランド豚肉偽装鑑定システム開発

    2011年09月 - 2012年03月

    科学技術振興機構  A-Step 探索タイプ 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    宮崎県は養豚業が盛んで、「おいも豚」や「きなこ豚」に代表される特殊飼料で差別化したブランド豚肉が複数存在する。本研究では、プロテオーム解析を用いてこれらのブランド豚肉に関する革新的な偽装鑑定システムの確立を目的に研究を実施する。遺伝系統の鑑定に加えて飼料・飼育環境・ストレスの鑑定も可能な革新的技術を確立し、消費者にとって安心・安全な地域ブランドの確立と差別化に貢献し、口蹄疫被害からの復旧にあたり付加価値の高いブランド豚肉の確立と流通に貢献できる技術開発を目指す。さらに、将来的には幅広くブランド畜肉全般に応用できる技術へと展開することを視野に研究開発を推進する。

  • 細胞表面タンパク質特異的プロテオーム解析用蛍光標識キットの実用化

    2009年09月 - 2010年02月

    科学技術振興機構  地域イノベーション創出総合支援事業:シーズ発掘試験 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    細胞表面タンパク質を特異的に標識する蛍光色素を開発し、二次元電気泳動によるタンパク質の解析及び評価を実施した。
     

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共同研究実施実績 【 表示 / 非表示

  • 宮崎県産水産物由来未利用資源のシニア食への応用可能性基礎実験

    2022年09月 - 2023年08月

    株式会社九州築地,宮崎県工業技術センター  国内共同研究 

    榊原 陽一、服部 秀美、黒木 勝久

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    担当区分:研究代表者  共同研究区分:国内共同研究

その他研究活動 【 表示 / 非表示

  • 次々に明かされる硫酸化シグナルの多彩な役割

    2008年03月

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    日本農芸化学会における公募大会シンポジウムとして「次々に明かされる硫酸化シグナルの多彩な役割」というテーマをオーガナイザーとして提案し、採択された。外国人研究者を含めて6名の発表を行い、硫酸化を研究する研究者の情報交換の場を提供した。

  • 硫酸化シグナルの新展開

    2007年12月

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    日本分子生物学会・日本生化学会合同大会(BMB2007)における公募ワークショップ「硫酸化シグナルの新展開」をオーガナイザーとして中心となって企画し、7名の講演者による発表を行い、硫酸化に関する研究者の交流につとめた。

研究・技術シーズ 【 表示 / 非表示