山口 良二 (ヤマグチ リョウジ)

YAMAGUCHI Ryoji

写真a

職名

教授

生年

1955年

研究室住所

宮崎市学園木花台西1-1

研究分野・キーワード

ライフサイエンス領域

メールアドレス

メールアドレス

研究室電話

0985-58-7271

研究室FAX

0985-58-7271

出身大学 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1978年03月

    宮崎大学   農学部   獣医学科   卒業

出身大学院 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1980年03月

    東京大学  農学系研究科  獣医学専門課程  修士課程  修了

  •  
    -
    1981年03月

    東京大学  農学系研究科  獣医学専門課程  博士課程  中退

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 東京大学 -  農学博士

  • 東京大学 -  農学修士

  • 宮崎大学 -  農学士

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 獣医学

  • 獣医学

取得資格 【 表示 / 非表示

  • 獣医病理学専門医

  • 獣医師

 

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • 日本脳炎ウイルス、高病原性鳥インフルエンザウイルス、デングウイルスのワクチンに関する研究

    地域先端技術共同研究開発  

    研究期間: 2016年04月  -  2018年03月

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    ウイルスを使用せず人工抗原をワクチンに利用する方法を試行中で、そのなかで、病原性や効能を病理学的検討する。

  • mel-1/Prdm16ノックアウトマウスの研究

    その他の研究制度  

    研究期間: 2014年04月  -  継続中

  • NRG2ノックアウトマウスの病理学的解析

    共同研究  

    研究期間: 2010年09月  -  継続中

  • 動物の海外悪性伝染病に関する研究(特に病理学的研究)

    国際共同研究  

    研究期間: 2010年04月  -  継続中

  • ブタのウイルス性疾患

    その他の研究制度  

    研究期間: 2009年01月  -  継続中

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    ブタのPRRS ウイルスとPCV2はブタに蔓延しており、深く解明されていない。また、排除できていない。両ウイルスともに免疫抑制をおこし、養豚業界では重大な疾病となっている。これらのウイルスについて、日本おいてのウイルスによる実態調査と疾病対策について検討する。

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論文 【 表示 / 非表示

  • Local extensive granulomatous inflammation of the neck region and lymphangitis caused by Lichtheimia corymbifera infection in a Japanese Black calf

    Teh A., Hirai T., Ito S., Hidaka Y., Goto Y., Furukawa H., Sawada J., Yamaguchi R.

    Medical Mycology Case Reports   21   37 - 40   2018年09月  [査読有り]

    共著

     概要を見る

    © 2018 The Authors A 7-month-old female Japanese Black calf developed elongated, nodular mass measuring 30 × 16 cm extended from the retropharyngeal region to mid lateral neck region. Histological examination revealed granulomatous lymphangitis with non-septate fungal hyphae recognized throughout the lesions. Fungal culture, DNA sequencing and molecular phylogenetic tree analysis confirmed the sequence of Lichtheimia corymbifera. The lymphogenous route was speculated to be the main route of fungal spread leading to the characteristic nodular appearance of this case.

    DOI

  • Overexpression of a virus-like particle influenza vaccine in Eri silkworm pupae, using Autographa californica nuclear polyhedrosis virus and host-range expansion.

    Maegawa K, Shibata T, Yamaguchi R, Hiroike K, Izzati UZ, Kuroda K, Sugita S, Kawasaki K, Nerome R, Nerome K

    Archives of virology     2018年07月

    共著

    DOI PubMed

  • Development of a Japanese encephalitis virus genotype V virus-like particle vaccine in silkworms.

    Nerome K, Yamaguchi R, Fuke N, Izzati UZ, Maegawa K, Sugita S, Kawasaki K, Kuroda K, Nerome R

    The Journal of general virology   99 ( 7 ) 897 - 907   2018年07月  [査読有り]

    共著

    DOI PubMed

  • Characterization of anti-Müllerian hormone in a case of bovine male pseudohermaphroditism

    Kitahara G., El-Sheikh Ali H., Teh A., Hidaka Y., Haneda S., Mido S., Yamaguchi R., Osawa T.

    Reproduction in Domestic Animals   53 ( 3 ) 809 - 813   2018年06月  [査読有り]

    共著

     概要を見る

    © 2018 Blackwell Verlag GmbH The current report aimed to characterize plasma anti-Müllerian hormone (AMH) in bovine male pseudohermaphroditism. The blood AMH concentration in a Japanese Black male pseudohermaphrodite calf was compared with pre- and post-pubertal male and female calves and castrated calves. The concentration in the case was higher than in post-pubertal males, castrated males, and pre- and post-pubertal female calves (p <.05), but similar to that in pre-pubertal male calves. After extraction of the testes, the concentration in the case dropped to a certain extent. The extracted testes expressed AMH, as detected by immunohistochemistry. This study is the first to show the characterization of AMH in a male pseudohermaphrodite calf. AMH levels in peripheral blood might be useful to diagnose male pseudohermaphroditism in cattle.

    DOI

  • Histological and immunohistochemical evaluation of granulosa cells during different stages of folliculogenesis in bovine ovaries

    Teh A., Izzati U., Mori K., Fuke N., Hirai T., Kitahara G., Yamaguchi R.

    Reproduction in Domestic Animals   53 ( 3 ) 569 - 581   2018年06月

    共著

     概要を見る

    © 2018 Blackwell Verlag GmbH Bovine granulosa cells (GC) vary in their morphological aspect during different stages of folliculogenesis. In this study, 10 morphologically normal bovine ovaries were collected to study the structural aspects of different stages of GC using intermediate filament protein antibodies including cytokeratin AE1/AE3 (AE1/AE3), vimentin, nectin-4 and desmin. Hormonal immunolocalization was assessed using the immunomarkers anti-Müllerian hormone (AMH) and inhibin alpha. In addition, tumour markers and proliferation markers using c-erbB-2 oncoprotein and proliferating cell nuclear antigen, respectively, were investigated. The immunolabelling of AE1/AE3 in GC was strongest in the early follicle stage and gradually decreased when reaching the Graafian follicle stage. Its immunolabelling increased again as the stage progressed from stage I to stage III. The immunolabelling of inhibin alpha was inversely proportional to that of AE1/AE3 in the developing ovarian follicles as their immunolabelling is opposite to each other during folliculogenesis. AMH was immunopositive in almost all GC stages in different intensities and percentages, except for some negative staining in the atretic IV follicles. The atretic IV follicle is a unique type of atretic follicle that shows Call-Exner body formation, which was mainly found in older cows in this study. The distinct patterns of immunoreactivity for various types of immunomarkers in the different GC stages will play an important role in diagnostic assistance of various follicle conditions, including cystic ovaries and GC tumours.

    DOI

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著書 【 表示 / 非表示

  • 動物病理カラーアトラス 第2版

    山口良二、内田和幸他 (担当: 分担執筆 )

    文永堂  2018年01月 ISBN: 978-4-83---3268-4

  • 動物病理学各論 第2版 第6刷 コアカリ準拠

    日本獣医学会病理学会編 山口良二 他 (担当: 共著 )

    文永堂  2015年03月 ISBN: 978-4-8300-3225-7

  • 動物病理学総論第3版

    山口良二、中山裕之他 (担当: 共編者 )

    文永堂出版  2013年03月

  • 獣医病理実習マニュアル第2版

    日本獣医学会病理学会編 山口良二 他 (担当: 共著 )

    学窓社  2012年04月

  • .獣医病理学実習マニュアル(第2版)

    山口良二、宇根ユミ他日本獣医病理学会編 (担当: 共著 )

    学窓社  2012年04月

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総説・解説記事 【 表示 / 非表示

  • 最近の腹水症の発生と飼育環境

    鳥取潤一 山口良二

    鶏病研究会報 ( 鶏病研究会 )  30   1994年12月

    総説・解説(その他)   共著

その他研究活動 【 表示 / 非表示

  • 病理学的診断

    フィールドワーク 

    1990年10月
    -
    継続中
     

     概要を見る

    フィールドで死亡した動物の病理解剖や獣医師の要望した病理組織の検査

学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 平成29年度日本公衆衛生学会(九州)地区学会長賞

    2017年10月15日   日本公衆衛生学会(九州)   ブロイラー頭部背側筋炎の発生とその発生状況調査  

    受賞者:  坂本拓己、山口良二

  • 第7回国際新興・再興感染症豚病学会最優秀学生賞

    2015年06月23日   The 7th International Symposium on Emerging and Re-emerging Pig Diseases  

    受賞者:  Nguyen Van Diep, Masuo Sueyoshi, Nguyen Thi Lan, Takuya Hirai, Yamaguchi Ryoji

  • 後藤養鶏学術奨励賞受賞

    2000年06月09日   後藤学術報恩会  

    受賞者:  山口良二

  • 平成6年度日本小動物獣医学会(九州)地区学会長賞

    1994年10月21日   日本小動物獣医学会(九州)  

    受賞者:  串間栄子、串間清隆、内田和幸、山口良二

  • 平成3年度日本小動物獣医学会(九州)、地区学会長賞

    1991年10月22日   日本小動物獣医学会(九州)  

    受賞者:  伊東輝夫、山口良二、大西ゆみ、小川博之、立山 晋

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 東南アジアにおける日本に脅威となる豚の越境感染症の病理学的調査・解析

    基盤研究(B)

    研究期間:  2017年04月  -  2022年03月  代表者:  山口良二

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    東南アジアは世界の養豚業の60%を占め、日本に越境しうる常在重要感染症は、日本の養豚業にとって侵入すると深刻である。病原体検出にはPCR検査が容易・安価で、病気の機序を調べる病理学的検索はほとんどなされない。病理検査がされない理由には、病理診断技術、手間(時間)、免染用抗体が比較的高価で良好な抗体が入手困難であるなど技術的未確立による要因が多い。病原体の原因は変異しやすいRNAウイルスが多く、過去と全く違う病態も存在する。細胞株に順化して分離した株の感染実験の多くは、自然感染の病態を反映しない。重要疾病には、豚コレラ、口蹄疫、高病原性PRRS,豚流行性下痢症(PED)等、海外悪性伝染病が含まれ、病理学的検索はなされていない。病理の技術進歩を駆使して病理学的に検索し診断と予防に結びつける。

  • 家畜腫瘍の的確な迅速診断の開発と診断基準作成に関する研究

    基盤研究(C)

    研究期間:  1994年04月  -  1997年03月 

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    家畜腫瘍の的確な迅速診断の開発と診断基準作成に関する研究

  • モノクローナル抗体を用いたマウス肺分離センダイウイルスの新生エピトープの解析

    若手研究(A)

    研究期間:  1987年04月  -  1988年03月 

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    モノクローナル抗体を用いたマウス肺分離センダイウイルスの新生エピトープの解析

  • モノクローナル抗体よって識別されるセンダイウイルス感染マウス肺由来変異株の解析

    若手研究(A)

    研究期間:  1986年04月  -  1987年03月 

     概要を見る

    モノクローナル抗体よって識別されるセンダイウイルス感染マウス肺由来変異株の解析

  • 単クローン性抗体によるセンダイウイルス感染ヌードマウス肺からの変異株分離と解析

    若手研究(A)

    研究期間:  1985年04月  -  1986年03月 

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    センダイウイルス感染ヌードマウス肺からの変異株が持続感染によって分離された。その解析を単クローン性抗体を用いて行った。

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その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • ウイルス様粒子の(VLP)生産と感染防御の病理学的解析

    提供機関:  地方自治体  沖縄感染症研究拠点形成促進事業(創薬研究分野)

    研究期間: 2016年04月  -  2018年03月 

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    ワクチン生産のためのインフルエンザ及び日本脳炎ウイルスのキメラDNAを抱いた組換えバキュロウイルスは、先ずカイコ細胞での蛋白合成が成功しなくてはならない。本研究項目では、カイコ細胞内のワクチン用抗原の分布と挙動、抗原の流れを調べる必要があり、これを組織病理学的に解析していき、同時に培養細胞のカイコ蛹で生産されたVLP上の抗原分布を同定する。

  • ウイルス様粒子の(VLP)生産と感染防御の病理学的解析

    提供機関:  沖縄科学技術振興センター  沖縄感染症研究拠点形成促進事業(創薬研究分野)

    研究期間: 2016年04月  -  2017年03月 

     概要を見る

    ワクチン生産のためのインフルエンザ及び日本脳炎ウイルスのキメラDNAを抱いた組換えバキュロウイルスは、先ずカイコ細胞での蛋白合成が成功しなくてはならない。本研究項目では、カイコ細胞内のワクチン用抗原の分布と挙動、抗原の流れを調べる必要があり、これを組織病理学的に解析していき、同時に培養細胞のカイコ蛹で生産されたVLP上の抗原分布を同定する。

  • アジアにおけるモルビリウイルスの調査:特にイヌジステンパーウイルス分離と分類

    提供機関:  民間財団等  平和中島財団

    研究期間: 2007年04月  -  2008年04月 

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    アジアのイヌジステンパーウイルスを分離し分類した。 アジアにはアジア1型、アジア2型、アジア3型、アメリカ1型のクラスターに存在する少なくとも4つの遺伝子型が存在し、これには地域性があることが明確となった。このような、イヌジステンパーウイルスは野生動物から消失することはなく、常に、野生動物の発生に気をつけていかなければならない。イヌジステンパーウイルス感染症はアフリカの大型猫科ライオンの死やヨーロッパ北極圏のアザラシやバイカル湖のアザラシ大量死などが過去にみられたが、アジアでも野生の動物の大量死がイヌから、いつ発生するか不明であるので、モニターとしても重要である。ニパなどの他のパラミクソウイルスと特にモルビリウイルスやヘンドラウイルスと共通抗原を有することで、人を死に至らしめる類似の伝染性疾患が発生した場合背景情報として極めて重要である。

  • 厚生労働科学研究費補助金(進行・再興感染症研究事業)

    提供機関:  厚生労働省  厚生労働科学研究費補助金

    研究期間: 2005年04月  -  2007年03月 

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    研究要旨:パラミクソウイルスは、マイナス鎖の1本鎖RNAをゲノムとして持つウイルスである。ウイルスゲノムの転写複製に宿主細胞の転写複製酵素を利用しないため、宿主の細胞分裂速度、あるいは細胞周期の影響を受けにくい特性を持ち、パラミクソウイルスをベクター化してもこの利点が保持される。パラミクソウイルス科のセンダイウイルス、麻疹ウイルス、ジステンパーウイルスについてcDNAを作成し、ウイルスベクター開発をめざした。センダイウイルス、麻疹ウイルスでは外来遺伝子を発現できるようになり、ジステンパーウイルスは麻疹ウイルスで得た知見を基にウイルス回収系の作成を行った。その結果、センダイウイルスでは各種の発現系が作出でき、ベクターを構成するP遺伝子の機能の一部が明らかになった。麻疹ウイルスでは高効率回収系の作出並びにそれを利用した分節型ゲノムの作成が可能になった。ジステンパーウイルスでは新しい遺伝子型の野外株を基にして新型ワクチンのデザインが可能になった。

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 犬口腔メラノーマにおける上皮内増殖巣および固有層内増殖巣の免疫組織化学的染色による比較・検討

    廣池 琴美, Uda Zahli Nurul Izzati,坂下 主,平井 卓哉,山口 良二

    JCVP学術集会  (岩手)  2018年03月  -  2018年03月    JCVP

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    野生のアライグマが,岐阜県内の大学構内でヒトを咬んだため,捕獲後,安楽殺が行われ,狂犬病の関与を明らかにするために,岐阜大学にて法医病理学的解剖および狂犬病ウイルス検査が実施されたので,その概要につき報告する。 動物は,野生のアライグマの成獣,雌。外観,被毛は光沢を有し,栄養状態は良好。剖検時,死後硬直あり,脳硬膜下に斑状出血巣がみられた。脾臓は腫大,肝臓には,外側左葉に1㎜大白色斑を散見,肺全体は表面粗造,小硬結巣が多中心性にみられた。リンパ節は軽度に腫大。胃内容物はほとんどみられなかった。他の臓器には著変はなかった。組織学的には,肺では,肺胞壁にリンパ球を中心とした炎症細胞が浸潤,Ⅱ型肺胞上皮の増生からなる間質性肺炎がみられた。肺胞上皮細胞内には,核内あるいは細胞質内好酸性封入体がしばしば認められた。肝臓は,高度なうっ血を呈し,巣状のリンパ球あるいは好中球の浸潤,小葉間結合織の増生および被膜の肥厚が認められた。脾臓およびリンパ節では,リンパ濾胞の消失およびリンパ球の枯渇化が種々の程度に認められた。腎臓では,腎盂移行上皮において,好酸性の核内・細胞質内封入体がしばしば認められ,膀胱内腔には線虫がみられた。脳では,小脳プルキンエ細胞およびアンモン角神経細胞の消失が種々の程度に認められたが,ネグリ小体は認められなかった。子宮では,内膜の軽度の子宮腺嚢胞状過形成,卵巣では,左右に複数の黄体が認められた。その他の臓器には異常は認められなかった。犬ジステンパーウイルスに対する免疫染色では,肺において同抗原が認められた。脳を用いたウイルス学的検索でも,狂犬病は否定された。 本例では,狂犬病の関与は否定され,肺や腎盂における好酸性の封入体形成,リンパ濾胞の壊死から,犬ジステンパー感染が強く示唆された。野生動物の異常行動解明のためにも,法医病理解剖の症例を重ねる必要がある。

  • ヒトに危害を加えた野生アライグマの法医病理学的解剖の一例

    栗原 拓巳1,平田 暁大1,3,伊藤 直人2,酒井 洋樹1,Apisit Pornthummawat4,山口 良二4,栁井 徳磨

    JCVP学術集会  (岩手)  2018年03月  -  2018年03月    JCVP

     概要を見る

    野生のアライグマが,岐阜県内の大学構内でヒトを咬んだため,捕獲後,安楽殺が行われ,狂犬病の関与を明らかにするために,岐阜大学にて法医病理学的解剖および狂犬病ウイルス検査が実施されたので,その概要につき報告する。 動物は,野生のアライグマの成獣,雌。外観,被毛は光沢を有し,栄養状態は良好。剖検時,死後硬直あり,脳硬膜下に斑状出血巣がみられた。脾臓は腫大,肝臓には,外側左葉に1㎜大白色斑を散見,肺全体は表面粗造,小硬結巣が多中心性にみられた。リンパ節は軽度に腫大。胃内容物はほとんどみられなかった。他の臓器には著変はなかった。組織学的には,肺では,肺胞壁にリンパ球を中心とした炎症細胞が浸潤,Ⅱ型肺胞上皮の増生からなる間質性肺炎がみられた。肺胞上皮細胞内には,核内あるいは細胞質内好酸性封入体がしばしば認められた。肝臓は,高度なうっ血を呈し,巣状のリンパ球あるいは好中球の浸潤,小葉間結合織の増生および被膜の肥厚が認められた。脾臓およびリンパ節では,リンパ濾胞の消失およびリンパ球の枯渇化が種々の程度に認められた。腎臓では,腎盂移行上皮において,好酸性の核内・細胞質内封入体がしばしば認められ,膀胱内腔には線虫がみられた。脳では,小脳プルキンエ細胞およびアンモン角神経細胞の消失が種々の程度に認められたが,ネグリ小体は認められなかった。子宮では,内膜の軽度の子宮腺嚢胞状過形成,卵巣では,左右に複数の黄体が認められた。その他の臓器には異常は認められなかった。犬ジステンパーウイルスに対する免疫染色では,肺において同抗原が認められた。脳を用いたウイルス学的検索でも,狂犬病は否定された。 本例では,狂犬病の関与は否定され,肺や腎盂における好酸性の封入体形成,リンパ濾胞の壊死から,犬ジステンパー感染が強く示唆された。野生動物の異常行動解明のためにも,法医病理解剖の症例を重ねる必要がある。

  • 牛の顆粒膜細胞腫23例の多彩な増殖パターンと免疫組織化学的解析による発生起源解析

    Teh Angeline Ping Ping1, 北原 豪2, 伊藤 宗磨1, 平井 卓哉1, 山口 良二1

    JCVP学術集会  (東京)  2017年03月  -  2017年03月    JCVP

  • A PRIMITIVE NEUROECTODERMAL TUMOR

    Van Diep, Naoyuki Fuke, Angeline Teh Ping Ping, Uda Zahli Nurul Izzati, Takuya Hirai, Ryoji Yamaguchi

    JCVP学術集会  (東京)  2017年03月  -  2017年03月    JCVP

  • 呼吸器病罹患豚における鼻咽腔関連リンパ組織および鼻咽腔病変の解析

    伊藤宗磨1)、廣池琴美1)、森啓太1)、小東智哉2)、平井卓哉1)、山口良二

    第65回九州地区獣医師大会  (かごしま)  2016年10月  -  2016年10月    公益社団法人北九州獣医師会

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共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示

  • 豚コレラに関する研究(東南アジアにおける)

  • PRRS(豚繁殖呼吸障害症候群)の研究

  • PED(豚下痢症)の研究

  • 犬ジステンパーウイルスに関する研究

  • 産業動物、小動物の病理学的診断

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提供可能な資源 【 表示 / 非表示

  • インドシナ地域における農学・獣医学高等教育の現状と課題

    九州大学・東京農工大・宮崎大学 連携プロジェクト
    インドシナ地域における農学・獣医学高等教育の現状と課題
        ―大学連携による多面的重層的アプローチ―

  • 宮崎大学農学部獣医病理学講座

    http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~vet/vet_HP1.htm

おすすめURL 【 表示 / 非表示

  • インドシナ地域における農学・獣医学高等教育の現状と課題

    http://bbs1.agr.kyushu-u.ac.jp/tropic/MEXTproject/index.html

    九州大学・東京農工大・宮崎大学 連携プロジェクト
    インドシナ地域における農学・獣医学高等教育の現状と課題
        ―大学連携による多面的重層的アプローチ―

    農林水産

  • 宮崎大学農学部獣医病理学講座

    http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~vet/vet_HP1.htm

    農林水産