湯淺 高志 (ユアサ タカシ)

YUASA Takashi

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所属

農学部 植物生産環境科学科

職名

教授

外部リンク

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(理学) ( 1994年3月   東京大学 )

  • 修士(理学) ( 1991年3月   東京大学 )

  • 理学士 ( 1989年3月   東京大学 )

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 家政学、生活科学  / 食生活学

  • 環境・農学 / ランドスケープ科学

  • 環境・農学 / 作物生産科学

  • ライフサイエンス / 植物分子、生理科学

  • ライフサイエンス / 応用分子細胞生物学

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論文 【 表示 / 非表示

  • Induction of Branched-Chain Amino Acid Aminotransferase Genes (GmBCATs) and ATG8 Homolog Genes in Response to Drought Stress in Soybean [Glycine max (L.) Merr] 査読あり

    DO Tuan Tung, Kota SOEISHI, Takashi YUASA

    Cryobiology and Cryotechnology, accepted   68 ( 1 )   2022年6月

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    担当区分:責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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  • Roles of Autophagy in Photosynthesis of Soybean Leaf Damaged under Chilling Stress and Light Irradiation 査読あり

    DO Tuan Tung, Takashi YUASA

    Cryobiology and Cryotechnology   67 ( 1 )   41 - 45   2021年7月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Water Stress Activates The Expression of Abscisic Acid Transporter, VuABCG25, in Cowpea [Vigna unguiculata (L.)Walp.] 査読あり

    Takashi YUASA, Yoshiharu KUBO, Wataru FUJIMAKI, Takayoshi ISHII

    Cryobiology and Cryotechnology   67 ( 1 )   65 - 70   2021年6月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Lignin deposits in pedicel xylem vessels regulate water transport during seed maturation in soybean 査読あり

    Haruka Itoyama Andressa C.S. Nakagawa Yuri Ariyoshi Nobuyuki Ario Takashi Yuasa Mari Iwaya‐Inoue Yushi Ishibashi

    Crop Science   60 ( 2 )   954 - 960   2020年2月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1002/csc2.20121

  • A rapid translocation of photoassimilates from source organs maintains grain yield in cowpea subjected to drought stress during grain filling

    Egashira C., Hashiguchi Y., Kurauchi E., Tatsumi Y., Nakagawa A.C.S., Hamaoka N., Yuasa T., Iwaya-Inoue M., Ishibashi Y.

    Biologia Plantarum   64   529 - 534   2020年

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Biologia Plantarum  

    We examined the influence of drought stress during grain filling on grain yield to investigate changes in assimilates in sink and source organs. When plants were subjected to drought stress from the start of grain filling until harvest, the photosynthetic rate rapidly decreased. Grain dry mass during maturation was not significantly different between the control and drought-stressed plants. Under drought stress conditions, starch content in source organs (peduncle, leaf, petiole, stem, and root) was significantly lower than in corresponding organs of control plants; the greatest difference was seen in leaves. Consistent with this observation, α-and β-amylase activities in leaves significantly increased within the first 6 d of drought stress. We conclude that in cowpea subjected to drought stress during grain filling, the grain yield is maintained, despite a dramatic decrease in photosynthetic rate, by translocation of photoassimilates from source organs.

    DOI: 10.32615/bp.2019.129

    Scopus

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • MTALab 最終報告書

    湯淺 高志( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 甘藷のデンプン代謝・活性酸素消去系に着目した低温傷害抑制技術の開発)

    宮崎大学農学部, MTALab  2020年5月 

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    総ページ数:60   担当ページ:9   記述言語:日本語 著書種別:調査報告書

  • 令和元年度「公募型卒業研究テーマ」成果発表会の報告書

    久保 嘉春, 湯淺 高志( 担当: 共著 ,  範囲: 豆類スプラウトの機能性アミノ酸の含量増強技術に関する研究)

    高等教育コンソーシアム 宮崎  2020年2月 

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    総ページ数:40   担当ページ:2   記述言語:日本語 著書種別:調査報告書

  • Protein phosphorylation and dephosphrylation in environmental stress responses in plants

    1. Ichimura K., Mizoguchi T., Yoshida R., Yuasa T., Shinozaki K. ( 担当: 共著)

    Advances in Botanical Research, Vol. 32, p355-377.  2000年10月 

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    記述言語:英語 著書種別:学術書

MISC 【 表示 / 非表示

  • 作物ゲノム情報を活用した大葉(Perilla frutescens)の健康機能性成分の増強技術の開発

    吉元 惇也, 湯淺 高志

    令和3年度 高等教育コンソーシアム宮崎「公募による卒業研究テーマ発表会」研究成果報告書   2022年3月

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   掲載種別:会議報告等  

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  • 植物ホルモンシグナルに着目したダイズの乾燥ストレス耐性増強法の開発

    PARK YOONSUB, 湯淺 高志

    令和3年度 高等教育コンソーシアム宮崎「公募による卒業研究テーマ発表会」研究成果報告書   2022年3月

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   掲載種別:会議報告等  

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  • ダイズのオートファジー制御および分岐鎖アミノ酸代謝に関する研究

    Do Tuan Tung, 湯淺高志

    2020年度飯島藤十郎食品研究財団外国人留学生研究奨励金研究成果報告書   2021年6月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語  

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  • 大豆の葉身老化における分岐鎖アミノ酸アミノ基転移酵素および オートファジーの役割

    Do Tuan Tung, 湯淺高志

    令和2年度 高等教育コンソーシアム宮崎 「公募型卒業研究テーマ成果発表会」研究成果報告書   10   27   2021年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)  

  • マメ科作物の乾燥ストレス耐性メカニズムに関する研究

    久保 嘉春、湯淺高志

    令和2年度 高等教育コンソーシアム宮崎 「公募型卒業研究テーマ成果発表会」 研究成果報告書   10   35 - 36   2021年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)  

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • Branched-Chain Amino Acid Aminotransferases (BCATs) Play Important Roles for the Induction of Autophagy in Leaf Senescence of Soybean

    Do Tuan Tung, 湯浅 高志

    第 10 回アジア作物学会議(ACSAC10)  2021年9月1日 

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    開催年月日: 2021年8月31日 - 2021年9月3日

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • 乾燥耐性マメ科作物ササゲ(Viguna unguiculata)の乾燥応答長距離シグナル

    添石浩太, 立松良隆, 藤原明日香, 石井孝佳, 湯淺高志

    第12回 トランスポーター研究会 九州部会  2021年8月7日 

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    開催年月日: 2021年8月7日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • Gene expression profiles of branched chain amino acid aminotransferases (BCATs) in response to drought and salt stress in soybean [Glycine max (L. Merr)]

    Do Tuan Tung, Takashi Yuasa

    第66回低温生物工学会大会  2021年5月30日 

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    開催年月日: 2021年5月29日 - 2021年5月30日

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • マメ科作物ササゲの長距離シグナル遺伝子の多型性に着目した乾燥耐性品種差の解析

    湯淺高志, 添石浩太, 立松良隆, 藤原明日香, 石井孝佳

    共同利用・共同研究拠点 鳥取大学乾燥地研究センター令和3年度 共同研究発表会  2021年12月4日 

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    開催年月日: 2021年4月4日 - 2021年12月4日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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  • マメ科作物の乾燥ストレス耐性メカニズムに関する研究

    久保嘉春, 湯淺高志

    令和2年度 高等教育コンソーシアム宮崎 「公募型卒業研究テーマ成果発表会」  2021年3月6日 

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    開催年月日: 2021年3月6日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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Works(作品等) 【 表示 / 非表示

  • 科学研究費補助金(挑戦的萌芽)「分岐鎖アミノ酸代謝シグナル制御による機能性大豆の作出」

    湯淺 高志

    2013年4月 - 現在

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  • 公益信託伊藤徳三ひまし研究基金

    2011年

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    作品分類:芸術活動  

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  • 大学発ベンチャー創出推進のための事業 (JST),代表,A-step探索タイプ

    2011年

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    作品分類:芸術活動  

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  • エリザベス・アーノルド富士財団,代表,抗酸化資材によるムギ類穂発芽抑制および品質向上技術の開発.

    2010年

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    作品分類:芸術活動  

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 第12回トランスポーター研究会九州支部会, 発表賞

    2021年8月   第12回トランスポーター研究会九州支部会   乾燥耐性マメ科作物ササゲ(Viguna unguiculata)の乾燥応答長距離シグナル

    添石浩太(発表者), 立松良隆, 藤原明日香, 石井孝佳, 湯淺高志

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    受賞区分:国内外の国際的学術賞 

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  • 平成27年度公募による卒業研究成果発表会、最優秀ポスター賞

    2016年2月   高等教育コンソーシアム宮崎  

    松田理登、谷口智哉、湯淺高志ほか

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞  受賞国:日本国

  • 平成23年度日本作物学会論文賞受賞

    2011年3月   日本作物学会  

    30. Tanaka K., Onishi R., Miyazaki M., Ishibashi Y., Yuasa T., Iwaya-Inoue M.

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    受賞区分:学会誌・学術雑誌による顕彰  受賞国:日本国

  • 第六回日韓合同国際シンポジウム ベストポスター賞

    2009年11月   日本韓国国際共同シンポジウム実行委員会(九大、島根大、忠南大)  

    Phan T., Yuasa T.*, Okuda M., Tanaka S., Kurauchi E., Koda Y., Fujio T., Ishibashi Y., Iwaya-Inoue M.

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    受賞区分:国際学会・会議・シンポジウム等の賞  受賞国:日本国

科研費(文科省・学振・厚労省)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • ゲノム情報を活用した代謝ピラミッディングによる高油脂含有ダイズの作出

    2016年04月 - 2019年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

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    担当区分:研究代表者 

  • 分岐鎖アミノ酸代謝シグナル制御による機能性大豆の作出

    2013年04月 - 2015年03月

    科学研究費補助金 

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    担当区分:研究代表者 

    ダイズゲノム情報データベースを利用してダイズBCATオルソログ遺伝子を特定し,その機能変異体を組換え技術によらない迅速な1塩基変異選抜法TILLING法により選抜し,栄養成分評価を進めて迅速に高BCAA強化飼料用ダイズの分子育種を遂行する.

  • 燃焼系D-アミノ酸増強トマト果実におけるキラル技術の応用

    2012年04月 - 2014年03月

    科学研究費補助金 

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    担当区分:研究分担者 

    トマトのアラニンラセマーゼのクローニングと遺伝子発現解析

  • 水ストレス下のマメ科作物の窒素・糖・水の動態解析による乾燥耐性メカニズム

    2011年04月 - 2014年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(B)

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    担当区分:研究分担者 

    マメ科作物の乾燥ストレス耐性機構の研究

  • オートファジー制御によるダイズ収量向上法の開発

    2009年04月 - 2012年03月

    科学研究費補助金 

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    ダイズの摘莢処理は葉身から子実への窒素転流を抑制し,青立ちを引き起こす.タンパク質分解と窒素転流にはオートファジーが関与していることから,子実肥大期のダイズにおけるオートファジー関連遺伝子(ATG)の発現に対する摘莢処理の影響を解析した.50%摘莢区ではそれらの低下抑制が起こり,100%摘莢区では低下が見られなかったことにより青立ちが確認された.GmATG8とGmATG4は無処理区で顕著な一過的発現上昇が生じたのに対し,50%および100%摘莢区では緩やかな発現増加であった.これらATG遺伝子の一過的発現上昇は,全窒素含量とSPAD値の低下と同じタイミングで生じていたことから,子実肥大期の葉の老化と葉から子実への窒素転流にオートファジーが関与していることが示唆された.

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その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • マメ科作物ササゲの長距離シグナル遺伝子の多型性に着目した乾燥耐性品種差の解析

    2020年04月 - 2022年03月

    鳥取大学  令和2年度鳥取大学乾燥地研究センター共同研究 

    湯淺高志、石井孝佳(鳥取大学)

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

    ササゲ [Vigna unguiculata (L.)Walp.]は乾燥耐性に優れたアフリカ原産のマメ科作物であり,気温が高く降水量が少ないサヘル地方でもササゲは時間的空間的な乾燥,湿度の変化に素早く応答して気孔開度を変化させて,高い光合成速度と早い成長速度を維持することができる. 乾燥/高温ストレスに応答した気孔閉鎖と乾燥耐性獲得においてアブシジン酸(ABA)の合成と受容シグナルが必須であることは従来から知られていたが, 近年の研究からABA長距離シグナルが植物の乾燥耐性メカニズムに重要であることが明らかとなった(図1). そこでABA長距離シグナルの役割に着目して, ササゲ系統の品種間の乾燥/高温耐性能力の強弱とABA長距離シグナル関連遺伝子の多型性との関係を明らかにすることが本研究の目的である. ABA長距離シグナルにはABAの維管束を介した輸送と孔辺細胞への濃縮を担う直接的なABA輸送がある. 一方, 乾燥ストレスに応答して根組織で特異的に発現誘導されたCLEペプチドが維管束を通って地上部の葉肉組織に作用してABA合成を促すメカニズムが最近報告されている(図1). アジアとアフリカの熱帯乾燥地域で貴重な食料やタンパク質資源として利用されるササゲ栽培系統や多様な環境ストレス(乾燥, 高温)耐性能力を持つ野生ササゲ系統の遺伝子資源を活用してABA長距離シグナル関連遺伝子の多型性および気孔開度とクロロフィル蛍光の表現型を比較して乾燥/高温耐性と光合成能の遺伝的相関を明らかにする.こうした解析で得られた乾燥/高温耐性育種マーカーを活用して熱帯乾燥地においても高い収量と食料を安定供給できるマメ科作物の分子育種によって作出することを目的とする.