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論文 【 表示 / 非表示 】
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Nosocomial Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome in Companion Animals, Japan, 2022 査読あり
Mekata H., Umeki K., Yamada K., Umekita K., Okabayashi T.
Emerging Infectious Diseases 29 ( 3 ) 614 - 617 2023年3月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Emerging Infectious Diseases
In Japan, 2 cats that underwent surgery in a room where a sick dog had been euthanized became ill within 9 days of surgery. Severe fever with thrombocytopenia syndrome virus was detected in all 3 animals; nucleotide sequence identity was 100%. Suspected cause was an uncleaned pulse oximeter probe used for all patients.
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Editorial: Zoonotic diseases among pigs 査読あり
Lin C.N., Okabayashi T., Tummaruk P., Ooi P.T.
Frontiers in Veterinary Science 9 2023年1月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Frontiers in Veterinary Science
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宮崎ワンヘルス研究会の取り組み 招待あり
岡林 環樹
日本獣医師会雑誌 2022年9月
担当区分:筆頭著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Retrospective study on the possibility of an SFTS outbreak associated with undiagnosed febrile illness in veterinary professionals and a family with sick dogs in 2003. 査読あり
Kirino Y, Yamanaka Y, Ishijima K, Tatemae K, Maeda K, Okabayashi T.
Journal of Infection and Chemotherapy 2022年3月
担当区分:責任著者 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Rapid inactivation of Dabie bandavirus (SFTSV) by irradiation with deep-ultraviolet light-emitting diode. 査読あり
Kaneko C, Saito A, Inagaki H, Sugiyama H, Mazimpaka E, Fujimoto S, Okabayashi T.
Journal of Medical Virology 2022年3月
担当区分:責任著者 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
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獣医内科学 第3版
猪熊 壽( 担当: 共著)
文永堂 2022年3月
著書種別:教科書・概説・概論
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獣医微生物学 第4版
関崎 勉 他( 担当: 共著)
文永堂 2018年7月
記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論
MISC 【 表示 / 非表示 】
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One Healthのために、獣医学上おさえたいウイルス感染症 招待あり
岡林 環樹
臨床とウイルス 2023年10月
担当区分:筆頭著者, 責任著者 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
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自然界におけるSFTSウイルス伝播様式 招待あり
岡林環樹
医学のあゆみ 284 ( 2 ) 2023年1月
担当区分:筆頭著者 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
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産業動物とコロナウイルス感染について 招待あり
岡林 環樹
獣医公衆衛生研究 23 41 - 44 2021年4月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:全国公衆衛生獣医師協議会
新型コロナウイルス感染症COVID-19と呼ばれる重症急性呼吸器症候群(SARS)関連コロナウイルス-2型(SARS-CoV-2)の発生により、「コロナウイルス」が一躍世界的に有名になった。これは新しい病原体なのか?ヒト以外の動物にも、その名の通りの重篤な呼吸器疾患を起こすのか?
産業動物におけるコロナウイルスは、その感染拡大の早さによる蔓延化および環境中に排泄されたウイルスによる常在化を特徴とするために、経済的被害の大きい感染症を引き起こすことが認識されている。ウシにおけるコロナウイルスは下痢を主徴とする感染症の原因として知られているが、呼吸器疾患との関連性も明らかとなってきている。ブタにおけるコロナウイルスは、ブタ伝染性胃腸炎、ブタ流行性下痢など哺乳豚に致死的な下痢疾患を引き起こし、養豚業に壊滅的なダメージを与えている。ニワトリにおけるコロナウイルスは、ニワトリ伝染性気管支炎という監視届出伝染病の病原体として知られている。本病はウイルスの血清型の多様さによるワクチン問題や、その他の病原体との複合感染による重症化問題が浮き彫りとなっている。
ヒト医学領域におけるコロナウイルスの位置付けは、「鼻風邪の原因ウイルスの一つ」程度の認識でありワクチンなども開発されず、その詳細は不明であった。しかし、21世紀に入ってからの、中国を起源とするSARSコロナウイルス、中東を起源とする中東呼吸器症候群コロナウイルスの流行、そして現在も世界的猛威を振るうSARS-CoV-2、という3つの重症肺炎感染症が問題起こった。幸か不幸か、これらの世界的な流行がコロナウイルスの認識のみならず、その研究を活性化させ、新たな知見が集積されてきている。これらのヒトに重症肺炎感染症を起こすコロナウイルスがコウモリ、ハクビシン、ラクダを介して、ヒトへの感染を拡大したと考えられている。そこで本稿においては、獣医学領域、特に産業動物におけるコロナウイルスに着目し、コロナウイルスによる感染症、種を超えた伝播に関する知見、そしてSARS-CoV-2との関連性について概説する。 -
Kaneko C., Kaneko Y., Sudaryatma P.E., Mekata H., Kirino Y., Yamaguchi R., Okabayashi T.
Journal of Veterinary Medical Science 83 ( 4 ) 680 - 684 2021年
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要) 出版者・発行元:Journal of Veterinary Medical Science
We isolated two pseudorabies virus (PRV) isolates (designated OT-1 and OT-2) from two hunting dogs exhibiting neurological manifestations after eating the flesh of wild boar hunted in Oita prefecture, Kyushu Island, Japan. The isolates corresponded to a previously reported PRV (MY-1 strain) isolated from a hunting dog in neighboring Miyazaki prefecture, and it clustered into genotype II based on the glycoprotein C sequence. Our results suggest that this common PRV strain may have been maintained in wild boars on Kyushu Island even though domestic pigs in this area have attained an Aujeszky’s disease-free status.
DOI: 10.1292/jvms.20-0450
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動物におけるコロナウイルス感染症 招待あり
岡林 環樹
家畜感染症学会誌 9 ( 2 ) 31 - 38 2020年7月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:家畜感染症学会誌
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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Sever Fever with Thrombocytopenia Syndrome, ~Emerging hemorrhagic fever in Asia~ 招待あり 国際会議
Tamaki Okabayashi
International Conference for Health Research2022 2022年11月23日
開催年月日: 2022年11月23日 - 2022年11月24日
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
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マダニ媒介感染症の最新の状況 SFTS への取組について 招待あり
岡林 環樹
令和4年度厚生労働省 動物由来感染症対策技術研修会 2022年10月19日
開催年月日: 2022年10月19日
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
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動物病院内で起こった犬から猫2頭へのSFTSV感染事例
目堅博久、梅木一美 、山田健太郎、梅北邦彦、岡林環樹
SFTS研究会 2022年9月10日
開催年月日: 2022年9月10日
会議種別:口頭発表(一般)
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「身近な人獣共通感染症の現状と課題」 重症熱性血小板減少症候群の伝播から考える 招待あり
岡林 環樹
野生獣オンラインセミナー 2022年2月10日
開催年月日: 2022年2月10日
記述言語:日本語 会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
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SFTS流行地 ”宮崎” からの報告 招待あり
岡林 環樹
令和3年度獣医学術九州地区学会教育講演 2021年10月22日
開催年月日: 2021年10月22日 - 2021年10月31日
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
受賞 【 表示 / 非表示 】
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令和4年度獣医学術九州地区学会長賞
2022年9月 獣医学術九州地区学会 犬から2頭の猫への重症熱性血小板減少症候群の院内感染事例
目堅博久、梅木一美 、山田健太郎、梅北邦彦、岡林環樹
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞
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日本オゾン協会論文賞
2022年7月 日本オゾン協会
稲垣浩子、齊藤暁、PE Sudaryatuma, 杉山博信、岡林環樹、藤本昭一
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宮崎日日新聞新聞賞「科学賞」
2021年10月 宮崎日日新聞社 ブルーベリー葉 の新型コロナ不活化効果
森下 和広、國武 久登、岡林 環樹、菅本 和寛
受賞区分:出版社・新聞社・財団等の賞
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宮崎大学農学部地域貢献活動
2023年12月 宮崎大学 宮崎大学農学部地域貢献活動
岡林 環樹
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技術賞
2021年7月 日本オゾン協会 「オゾン水による新型コロナウイルスの不活化」
稲垣浩子、杉山博信、Putu Eka Sudaryatma, 齊藤暁、岡林環樹、藤元昭一
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞
科研費(文科省・学振・厚労省)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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ゲノムワイドスクリーニングに基づくSFTS発症小動物モデルの樹立と治療開発展開
研究課題/領域番号:21H02361 2021年04月 - 2026年03月
独立行政法人日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(B)
担当区分:研究代表者
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ワンヘルス動物由来感染症サーベイランスの全国展開に向けた基盤構築に資する調査研究
研究課題/領域番号:23HA2010 2023年04月 - 2024年03月
厚生労働省 厚生科研 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業
担当区分:研究分担者
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口蹄疫、豚コレラウイルス由来IRES共通因子の探索と制御に向けた基礎的研究
研究課題/領域番号:20H03164 2020年04月 - 2023年03月
独立行政法人日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(B)
担当区分:研究分担者
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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医獣連携による重症熱性血小板減少症候群の病態機序の解明
2022年07月 - 2023年03月
日本医療研究開発機構 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業
担当区分:研究代表者
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野鳥により伝播する鳥類インフルエンザ及びパラミクソウイルス の早期検出システム開発並びに国際共同監視体系構築 国際共著
2022年04月 - 2023年12月
韓国農林畜産食品部 韓国家畜疾病対応技術高度化支援事業
担当区分:研究代表者
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大学連携による家畜防疫に関する知の集積事業
2020年04月 - 2022年03月
民間財団等 全国競馬畜産振興会
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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世界の台所ASEANにおける家畜生産と食品安全に関する新技術導入による畜産革命の推進
2019年05月
JICA/JST 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム
三澤尚明、水谷哲也 他
資金種別:競争的資金
受託研究受入実績 【 表示 / 非表示 】
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エクストリーマにおけるSARS-CoV-2不活性化試験
2020年12月 - 2021年08月
株式会社クオリテ 一般受託研究
担当区分:研究代表者 受託研究区分:一般受託研究
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SARS-CoV2に対するバイオシェルの抗ウイルス活性に関する研究
2020年09月 - 2021年03月
バイオシェル株式会社 一般受託研究
担当区分:研究代表者 受託研究区分:一般受託研究
共同研究実施実績 【 表示 / 非表示 】
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野外から牛RSウイルス(BRSV)分離・同定並びに牛RS病の攻撃試験用シードウイルスの作製
2022年09月 - 2023年08月
株式会社京都動物検査センター、イプラ・ジャパン合同会社(外資系) 国内共同研究
担当区分:研究代表者 共同研究区分:国内共同研究
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モバイルPCR装置を用いた家畜伝染病診断に関する研究
2021年07月 - 2022年03月
パシフィックコンサルタンツ株式会社 国内共同研究
担当区分:研究代表者 共同研究区分:国内共同研究