徳本 雄史 (トクモト ユウジ)

TOKUMOTO Yuji

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所属

研究・産学地域連携推進機構 テニュアトラック推進室

職名

准教授

外部リンク

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 森林科学

  • ライフサイエンス / 生態学、環境学

  • 環境・農学 / 生物資源保全学

  • 環境・農学 / 遺伝育種科学

  • ライフサイエンス / 多様性生物学、分類学

 

論文 【 表示 / 非表示

  • Protection of understory vegetation by deer exclosure fences prevent the reduction of beech growth due to soil erosion. 査読あり

    Abe H, Fu D, Sato T, Tokumoto Y, Hyodo F, Katayama A

    Journal of environmental management   371   123146   2024年11月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1016/j.jenvman.2024.123146

    PubMed

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  • Effects of deer-exclusion fences on soil microbial communities through understory environmental changes in a cool temperate deciduous forest in Southern Japan 査読あり

    Yuji Tokumoto, Yuki Sakurai, Hayato Abe, Ayumi Katayama

    Forest Ecology and Management   564   121993 - 121993   2024年7月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Elsevier BV  

    DOI: 10.1016/j.foreco.2024.121993

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  • Effects of Pieris japonica (Ericaceae) dominance on cool temperate forest altered-understory environments and soil microbiomes in Southern Japan. 査読あり

    Tokumoto Y, Katayama A

    PloS one   19 ( 1 )   e0296692   2024年

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1371/journal.pone.0296692

    PubMed

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  • Effects of soil environmental changes accompanying soil erosion on the soil prokaryotes and fungi of cool temperate forests in Southern Japan 査読あり

    Chen Fu-Chia, Katayama Ayumi, Oyamada Mimori, Tsuyama Taku, Kijidani Yoshio, Tokumoto Yuji

    Journal of Forest Research   29 ( 2 )   89 - 102   2023年10月

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    担当区分:最終著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Informa UK Limited  

    Soil erosion, which involves the degradation of the physical and chemical properties of soil, is a major threat to the soil environment. Although the effects of soil erosion on the physical or chemical properties of forests have been studied, little has been reported on the soil microbial community, which is likely to affect forest ecosystems. This study aimed to elucidate how the microbiome changed with the soil environment accompanying soil erosion in cool temperate mixed forests in Southern Japan, where soil erosion has been accelerated by the increased population of sika deer. We investigated the soil microbial communities of the different soil erosion intensities at three forest sites. In prokaryotic communities, diversity indices were increased with the sum of the height of exposed roots (SUMH), an index of soil erosion. In fungal communities, the relative abundances of plant pathogenic and wood saprotroph fungi were increased as SUMH increased and those of symbiotrophs and ectomycorrhizal fungi were increased with humus organic matter content, suggesting that the difficulties in establishing plants would be increased as soil erosion progressed because of the changes in the composition and function of fungal communities in eroded areas. Moreover, soil fungal communities had a more complex co-occurrence network than that of prokaryote, suggesting that the effects of soil erosion on fungal network is smaller than those on bacterial network. Changes in the soil environment induced by soil erosion altered the microbiomes in the deeper layers of the soil and had different effect on prokaryotes and fungi.

    CiNii Research

  • Distribution of Plant Hormones and Their Precursors in Cambial Region Tissues of Quercus myrsinifolia and Castanopsis cuspidata var.sieboldii after Bending Stems or Applying Ethylene precursor 査読あり

    Yoshio Kijidani, Taku Tsuyama, Yuji Tokumoto

    Forests   14 ( 4 )   813 - 813   2023年4月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:{MDPI} {AG}  

    DOI: 10.3390/f14040813

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MISC 【 表示 / 非表示

  • 白色腐朽菌Phlebia sp.MG-60株におけるMAPキナーゼHOG1の過剰発現はエタノール発酵と菌糸成長を抑制する

    元田多一, 陳富嘉, 津山濯, 徳本雄史, 亀井一郎, 雉子谷佳男

    日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)   73rd   2023年

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    掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

    J-GLOBAL

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  • 九州の冷温帯林におけるアセビ(ツツジ科)の繁茂が土壌環境と微生物群集に及ぼす影響

    徳本雄史, 片山歩美

    日本生態学会大会講演要旨(Web)   70th   2023年

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    掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

    J-GLOBAL

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  • 九州山地における防鹿柵内外でのブナ樹冠下環境と土壌微生物相の違い

    櫻井優樹, 片山歩美, 阿部隼人, 津山濯, 徳本雄史

    日本森林学会大会学術講演集   134th   2023年

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    掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

    J-GLOBAL

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  • 下層植生の衰退した広葉樹林におけるUAVを用いた土壌侵食量の面的評価

    宮﨑 拓馬, 篠原 慶規, 徳本 雄史, 片山 歩美, 久米 朋宣

    日本森林学会大会発表データベース   133 ( 0 )   522   2022年5月

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    記述言語:英語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)   出版者・発行元:日本森林学会  

    現在日本では、人工林の管理不足やシカ食害により、下層植生が衰退し、土壌侵食が進行している森林がある。森林での土壌侵食は、土砂災害発生の要因となるだけでなく、森林・河川生態系にも影響を与える可能性がある。土壌侵食の研究は数多く行われているが、その多くは、土砂受け箱などを用いて土壌侵食量を計測するものであった。これらは、土壌侵食量を定量的に評価することは可能であるが、空間的ばらつきは評価できない。そこで新たなアプローチとして、UAVによる空撮画像から三次元モデルを構築し、土壌の侵食と堆積の面的評価が可能かどうかを検証した。2021年7、9、11月に、シカ食害の進行した九州大学宮崎演習林において林内でUAVによる空撮を行い、SfM-MVS技術を用いて林床地形の点群データを作成した。また、9、11月では、地上レーザーによる点群データ作成を行い、UAVから得られた点群データと比較した。その結果、同時期に作成したUAV点群と地上レーザー点群はほぼ一致した。また、異なる時期に作成したUAV点群を比較したところ、土壌侵食が起こっていると考えられる場所では、データからも土壌侵食が見て取れた。

    DOI: 10.11519/jfsc.133.0_522

    CiNii Research

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  • 東南アジアのフェノロジーの理解に向けたmulti-speciesトランスクリプトーム解析

    徳本雄史, 徳本雄史, 徳本雄史, 永井信, 久米朋宣, 清水健太郎, 清水健太郎

    日本生態学会大会講演要旨(Web)   69th   2022年

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    掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

    J-GLOBAL

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科研費(文科省・学振・厚労省)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 下層植生消失によるブナの水・養分ストレスが土壌生物多様性と生態系機能に与える影響

    研究課題/領域番号:22H03793  2022年04月 - 2026年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

    片山 歩美, 東 若菜, 徳本 雄史, 菱 拓雄, 久米 朋宣

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    担当区分:研究分担者 

    九州南部のブナ群生地では今、鹿により下層植生(ササ)が消失し、深刻な土壌流出、ブナの衰退や枯死、森林の裸地化が進んでいる。本研究は、下層植生消失がブナの水・養分ストレスに与える影響を解明し、ブナ衰退によるリター被覆の減少が土壌の生物多様性や生態系機能に与える影響を明らかにする。また、リター被覆が土壌環境の改善を介して、ブナのストレスおよび土壌の生物多様性・生態系機能を回復させるかを操作実験により確かめる。
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    今年度、土壌侵食の指標である根の露出度合いが高いほど、ブナの成長は低下し、水利用効率が上がることを明らかにした。土壌水分はおおむね高かったことから、下層植生消失による土壌侵食が根の枯死を招き、給水が十分に行えていないことが考えられた。また、根の露出度合いと土壌特性の関係を調べたところ、侵食が起こっているところでは土壌炭素が低く、微生物呼吸が低いこと、真菌類の群集には影響を与えないが細菌類の多様性が変化することが明らかとなった。一方で、ササの存在する林分では真菌類の多様性が高いことが明らかとなった。
    2022年8月にリター被覆操作前の土壌および樹木生態生理パラメーターを取得し、衰退しているブナでは水ストレスがあり、土壌微生物相は健全個体とは異なることが明らかとなった。2022年11月に健全木、衰退木それぞれ3個体にリター被覆実験を行った。
    <BR>
    成果発表としては、国際誌論文が1報、国際誌査読中論文が3報あり、関連する学会発表は3件あった。

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  • 高頻度・高空間分解能衛星による日本とボルネオの常緑広葉樹の種判別と広域マッピング

    研究課題/領域番号:22K12352  2022年04月 - 2026年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    永井 信, 遠藤 拓洋, 徳本 雄史, 市榮 智明

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    担当区分:研究分担者 

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  • 東南アジアの植生回復に向けた先駆樹種の機能と遷移後期樹種との種間相互作用系の解明

    研究課題/領域番号:22K05692  2022年04月 - 2026年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

    徳本 雄史, 市榮 智明

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    担当区分:研究代表者 

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  • トランスクリプトーム解析による東南アジア熱帯の群集レベルのフェノロジー現象の解明

    研究課題/領域番号:19K15875  2019年04月 - 2022年03月

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究  若手研究

    徳本 雄史

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    担当区分:研究代表者 

    本研究では東南アジア熱帯の林冠で見られるフタバガキ科、マメ科、カキ科の個体を対象として、フェノロジーと気象データ、そして発現遺伝子との関係から、種レベルかつ群集レベルのフェノロジー現象を明らかにすることを目的とした。調査期間中に降水量の低下と群集レベルの開花が起こり、調査対象の個体の多くが開花した。発現遺伝子の解析から、開花前に乾燥応答の遺伝子と低温応答の遺伝子のいずれかまたは両方の発現量が変化していた。これは同調開花のトリガーとされてきた乾燥と低温の2つが、複数の林冠樹種で発現遺伝子のレベルから確認されたことと、林冠樹種が機微な気象条件の変化で生物季節的な現象を起こしていることが示唆された。

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