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医学部 附属病院 整形外科 |
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Tmem161a regulates bone formation and bone strength through the P38 MAPK pathway 査読あり
Nagai T., Sekimoto T., Kurogi S., Ohta T., Miyazaki S., Yamaguchi Y., Tajima T., Chosa E., Imasaka M., Yoshinobu K., Araki K., Araki M., Choijookhuu N., Sato K., Hishikawa Y., Funamoto T.
Scientific Reports 13 ( 1 ) 14639 2023年12月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Scientific Reports
Bone remodeling is an extraordinarily complex process involving a variety of factors, such as genetic, metabolic, and environmental components. Although genetic factors play a particularly important role, many have not been identified. In this study, we investigated the role of transmembrane 161a (Tmem161a) in bone structure and function using wild-type (WT) and Tmem161a-depleted (Tmem161aGT/GT) mice. Mice femurs were examined by histological, morphological, and bone strength analyses. Osteoblast differentiation and mineral deposition were examined in Tmem161a-overexpressed, -knockdown and -knockout MC3T3-e1 cells. In WT mice, Tmem161a was expressed in osteoblasts of femurs; however, it was depleted in Tmem161aGT/GT mice. Cortical bone mineral density, thickness, and bone strength were significantly increased in Tmem161aGT/GT mice femurs. In MC3T3-e1 cells, decreased expression of alkaline phosphatase (ALP) and Osterix were found in Tmem161a overexpression, and these findings were reversed in Tmem161a-knockdown or -knockout cells. Microarray and western blot analyses revealed upregulation of the P38 MAPK pathway in Tmem161a-knockout cells, which referred as stress-activated protein kinases. ALP and flow cytometry analyses revealed that Tmem161a-knockout cells were resistant to oxidative stress. In summary, Tmem161a is an important regulator of P38 MAPK signaling, and depletion of Tmem161a induces thicker and stronger bones in mice.
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第2趾DIP関節脱臼に対する観血的整復術後の早期スポーツ復帰の一例
川越 亮, 田島 卓也, 山口 奈美, 大田 智美, 長澤 誠, 森田 雄大, 横江 琢示, 帖佐 悦男
整形外科と災害外科 72 ( 3 ) 485 - 487 2023年9月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:西日本整形・災害外科学会
【はじめに】観血的整復術を必要とした第2趾のDIP関節脱臼の1例を経験した.【症例】16歳男性.空手中に受傷.第2趾DIP関節脱臼で徒手整復を行ったが整復不能であったため,観血的整復術を行った.整復阻害因子は長趾屈筋腱であり,蹠側板の嵌頓は認めなかった.術後早期の競技復帰希望があったため母趾とのbuddy tapingを指示し復帰とした.術後6か月が経過し特に問題なく競技継続している.【考察】DIP関節脱臼の整復阻害因子は蹠側板や長趾屈筋腱の報告があり,本症例では長趾屈筋腱であった.また,術後のスポーツ復帰について,競技によっては症状次第で早期復帰が見込めると考えられた.
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Sauvé-Kapandji法術後に橈骨頭の前方偏位を生じた1例 査読あり
甲斐 糸乃, 大田 智美, 帖佐 悦男
日本肘関節学会雑誌 30 ( 2 ) 392 - 397 2023年
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:日本肘関節学会
遠位橈尺関節障害に対しSauvSauvé-Kapandji法術後に橈骨頭の前方偏位を生じた1例-Kapandji法(以下,SK法)を施行した患者の中には肘関節に愁訴を有する症例がある.今回,SK法術後の肘関節X線で橈骨頭の前方偏位を認めた1例について報告する.症例 74歳男性.遠位橈尺関節症に対するSK法であり,術前の肘関節X線では橈骨頭のアライメント異常は認めていなかった.術後1年11か月で軽度の肘関節痛を自覚したが,この時点でもアライメント異常はなかった.術後2年半で橈骨頭の前方偏位が生じはじめ,最終的には上腕骨小頭の50%前方にまで偏位していた.尺骨近位断端(以下,ulnar stump)には不安定性を認めていた.橈骨頭の前方偏位の原因として,①ulnar stumpの不安定性,②骨間膜の機能不全,③腕橈関節の負荷増大と滑膜炎による関節弛緩が考えられた
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足部びまん性色素性絨毛結節性滑膜炎に対し,関節鏡下腫瘍切除術を施行した一例 査読あり
外山 宗樹, 横江 琢示, 田島 卓也, 山口 奈美, 大田 智美, 長澤 誠, 森田 雄大, 川越 秀一, 帖佐 悦男
整形外科と災害外科 71 ( 4 ) 725 - 729 2022年9月
記述言語:日本語 掲載種別:症例報告 出版者・発行元:西日本整形・災害外科学会
【背景】色素性絨毛結節性滑膜炎(Pigmented villonodular Synovitis, PVS)は関節滑膜や腱鞘に発生する比較的稀な良性腫瘍である.多くは膝関節周囲に発生し,足関節発生症例は稀である.今回,足部びまん性PVSに対して関節鏡下腫瘍切除術を行い,良好な短期成績を得た一例を経験したので報告する.【症例】23歳女性.数年前から左足部外側に腫瘤を自覚していたが,放置していた.しかしながら,腫瘤の消退を認めず前医を受診し,PVSの疑いで当科紹介となった.当科では関節鏡下腫瘍切除術を施行した.足関節前方および後足部鏡視下併用で足関節,足関節周囲,距骨下に病変を認め,関節鏡視下に腫瘍を切除した.術後病理診断ではびまん性PVSの診断であった.術後26ヶ月経過し,再発なく経過している.【結語】足部びまん性PVSに対し,足関節前方および後足部鏡視下併用での関節鏡下腫瘍切除術を施行し,良好な短期成績を得た一例を経験した.
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化膿性肩関節炎後にリバース型人工肩関節全置換術を施行した1例 査読あり
泉 俊彦, 長澤 誠, 川越 秀一, 大田 智美, 帖佐 悦男
肩関節 46 ( 1 ) 254 - 257 2022年
記述言語:日本語 掲載種別:症例報告 出版者・発行元:日本肩関節学会
化膿性肩関節炎後の機能障害に対しリバース型人工肩関節全置換術(RSA)を施行する前には,感染制御状態を評価する必要があるがその評価に統一した見解は得られていない.今回74歳男性に対しRSAを実施するにあたり,関節リウマチの併存から感染制御判断に難渋した症例を経験した.現状単一の検査で感染を否定することは困難であるため,総合的な評価を行ったうえでRSAを含めた治療戦略を確立する必要がある
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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足関節に生じた色素性絨毛結節性滑膜炎の一例
外山 宗樹, 横江 琢示, 田島 卓也, 山口 奈美, 泉 俊彦, 大田 智美, 長澤 誠, 森田 雄大, 川越 秀一, 帖佐 悦男
第142回西日本整形・災害外科学会学術集会
開催年月日: 2021年12月11日 - 2021年12月12日
会議種別:口頭発表(一般)
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上肢に発生した非結核性抗酸菌症-難治例の検討-
喜多 恒允, 大田 智美, 田島 卓也, 山口 奈美, 泉 俊彦, 長澤 誠, 森田 雄大, 横江 琢示, 川越 秀一, 森田 恭史, 帖佐 悦男
第142回西日本整形・災害外科学会学術集会
開催年月日: 2021年12月11日 - 2021年12月12日
会議種別:口頭発表(一般)
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足関節に生じた色素性絨毛結節性滑膜炎の一例
外山 宗樹, 横江 琢示, 田島 卓也, 山口 奈美, 泉 俊彦, 大田 智美, 長澤 誠, 森田 雄大, 川越 秀一, 帖佐 悦男
第142回西日本整形・災害外科学会学術集会
開催年月日: 2021年12月11日 - 2021年12月12日
会議種別:口頭発表(一般)
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上肢に発生した非結核性抗酸菌症-難治例の検討-
喜多 恒允, 大田 智美, 田島 卓也, 山口 奈美, 泉 俊彦, 長澤 誠, 森田 雄大, 横江 琢示, 川越 秀一, 森田 恭史, 帖佐 悦男
第142回西日本整形・災害外科学会学術集会
開催年月日: 2021年12月11日 - 2021年12月12日
会議種別:口頭発表(一般)
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化膿性肩関節炎後にリバース型人工肩関節全置換術を施工した1例
泉 俊彦, 長澤 誠, 大田 智美, 川越 秀一, 帖佐 悦男
第48回日本肩関節学会学術集会
開催年月日: 2021年10月29日 - 2021年10月30日
会議種別:口頭発表(一般)