谷口 光代 (タニグチ ミツヨ)

TANIGUCHI Mitsuyo

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所属

医学部 看護学科 子育て世代・子ども健康看護科学講座

職名

講師

関連SDGs


 

論文 【 表示 / 非表示

  • 特集 ローリスク妊婦ローリスク新生児のケア2025 妊娠時 妊婦健診における検体検査 査読あり

    金子 政時, 谷口 光代

    周産期医学   55 ( 1 )   32 - 34   2025年1月

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    掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:東京医学社  

    DOI: 10.24479/peri.0000001987

    CiNii Research

  • COVID-19蔓延状況下でのDomestic violenceが妊婦の健康関連Quality of lifeに与える影響 査読あり

    津田 歩香, 金子 政時, 鶴田 来美, 山﨑 圭子, 田邉 綾子, 吉永 砂織, 谷口 光代, 藤井 良宜

    日本健康医学会雑誌   33 ( 2 )   200 - 207   2024年7月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:日本健康医学会  

    コロナ禍における妊婦へのDomestic violence(DV)の実態とそれが妊婦の健康関連Quality of life(QOL)に与える影響を明らかにすることを目的とした。2021年6月30日から11月30日の期間に,宮崎市在住の妊婦を対象に,QRコードを介した無記名自記式質問紙を用いた横断的調査を実施した。DVスクリーニングには,女性に対する暴力スクリーニング尺度(Violence Against Women Screen; VAWS)を用いて行った。健康関連QOLの評価には,Japanese version of the 12-item Short Form Survey(SF-12)を使用した。結果:対象妊婦303名の内,62名(20.5%)がDVを経験していた。精神的暴力が,低スコアでは頻度の高い暴力であったが,スコアが高くなるにつれて,身体的暴力の頻度が高くなった。出産後に仕事を継続する妊婦の頻度は,DVを受けていない妊婦の方が,受けている妊婦と比較して有意に高かった。VAWSスコアとSF-12得点には有意な相関はなかったが,SF-12の項目の内,DVを受けた妊婦の身体機能に関連したSF-12得点は,DVを受けていない妊婦の得点と比較して有意に低かった。COVID-19蔓延下の妊婦へのDVは,気づきにくい精神的な暴力から始まり,次第に暴力がエスカレーションしていた。妊婦へのDVを早期に発見するシステムと妊婦へのDVを防ぐための支援体制の確立が必要であると考える。

    DOI: 10.20685/kenkouigaku.33.2_200

    CiNii Research

  • HTLV-1陽性妊産婦の看護に関する研究の文献検討 査読あり

    田村康子、岡本恵 、谷口光代 、下敷領須美子

    兵庫医科大学紀要   3 ( 1 )   27 - 38   2024年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • モロッコにおける助産師学生を対象にした産痛緩和ケア教育前後の比較 -産痛緩和ケア行動の分析- 国際共著

    谷口 光代,田村 康子,Chebabe Milouda,Ouassim Ahmed

    グローバルヘルス合同大会 第39回日本国際保健医療学会学術大会  2024年11月 

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    開催年月日: 2024年11月16日 - 2024年11月17日

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

  • 妊娠期から行う「夫婦ペアレンティング教育プログラム」が経産婦夫婦に与える効果

    谷口光代 上澤悦子 木野寛子

    第65回日本母性衛生学会学術集会  2024年10月19日 

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    開催年月日: 2024年10月18日 - 2024年10月19日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • 子育て中の母親の次子希望に影響を与える要因を明らかにするための質問紙調査

    押川 美月, 金子 政時, 山崎 圭子, 松岡 あやか, 谷口 光代, ポッター 美歩

    第65回日本母性衛生学会学術集会  2024年10月19日 

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    開催年月日: 2024年10月18日 - 2024年10月19日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • トルコ・シリア地震派遣において分娩台を設置した分娩室兼予備手術室の活用 妊婦ケアに対する援助が安全に提供できる知識・技術の必要性

    秋山 真紀子, 谷口 光代, 黒住 健人, 石川 源, 川谷 陽子

    第29回日本災害医学会総会学術集会  2024年2月23日 

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    開催年月日: 2024年2月22日 - 2024年2月24日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • 2023 年トルコ地震に見るJDR医療チーム派遣における産科診療の現状と課題

    石川 源, 高村 ゆ希, 谷口 光代, 竹田津 史野, 三浦 由紀子, 夏川 知輝, 大場 次郎, 黒住 健人

    第29回日本災害医学会総会学術集会   2024年2月23日 

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    開催年月日: 2024年2月22日 - 2024年2月24日

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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科研費(文科省・学振・厚労省)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • ミクロネシアにおける地域住民主導による蚊媒介性感染症対策の確立

    研究課題/領域番号:23K25095  2024年04月 - 2026年03月

    独立行政法人日本学術振興会  科学研究費基金  基盤研究(B)

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    担当区分:研究分担者 

  • ミクロネシアにおける地域住民主導による蚊媒介性感染症対策の確立

    研究課題/領域番号:22H03841  2022年04月 - 2026年03月

    独立行政法人日本学術振興会  科学研究費補助金  基盤研究(B)

    大塚 靖, 川西 基博, 谷口 光代, 山本 宗立

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    担当区分:研究分担者 

  • 離島で出産する夫婦のエンパワーメントを高める健康教育プログラムの開発

    研究課題/領域番号:22K11048  2022年04月 - 2025年03月

    独立行政法人日本学術振興会  科学研究費基金  基盤研究(C)

    谷口 光代, 上澤 悦子

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    担当区分:研究代表者 

  • 産後うつ予防のための妊婦中からの筋力トレーニングプログラムの開発

    研究課題/領域番号:21K10959  2021年04月 - 2025年03月

    独立行政法人日本学術振興会  科学研究費基金  基盤研究(C)

    木野 寛子, 上澤 悦子, 谷口 光代

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    担当区分:研究分担者 

    本研究の目的である、妊婦の筋肉量の妊娠中から産後の経時的変化、筋肉量と疲労度、産後うつの関連を明らかにすることについての進捗状況は、体組成計とデータ管理のためのPCを購入し、研究協力施設とデータ収集方法の調整中であり、方法が決定次第、倫理審査を進めていく予定である。妊娠中の適切なエクササイズ方法や、現在の産後うつの状況につちえは、関連の文献検討を進めている。
    妊婦の筋肉量については、関連研究も進めている最中である。関連研究の結果によると、体重に対する筋肉量の割合は、妊娠末期になるに従い増加し、産後は減少する。しかし、妊娠中のエクササイズや運動の実施の有無により、やや減少率に差が見られる。産後すぐは、ほぼ全てに褥婦が軽いストレッチなどのエクササイズしかすることはできず、妊娠中のエクササイズや運動が関連していると考えられる。しかし、関連研究では限界があり、本研究で関連を調べていく予定である。
    産後うつは身体的疲労と精神的疲労が複合的に要因となっている。身体的疲労には体力が関連しており、筋肉量の維持は疲労回復に効果があると考えられる。昨今の新型コロナの影響で、産後うつも増加傾向であり、早急な対応が求められている。
    本研究の筋力トレーニングプログラムは、自宅でできるプログラムを考えている。筋力トレーニングは自宅で短時間の実施可能なエクササイズなため、現在のコロナ禍においても有用なエクササイズとなると考えられる。

  • モロッコにおける産痛緩和ケアに関する助産師基礎教育モデルの開発

    研究課題/領域番号:18K10413  2018年04月 - 2025年03月

    独立行政法人日本学術振興会  科学研究費基金  基盤研究(C)

    田村 康子, 谷口 光代

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    担当区分:研究分担者 

    本研究の目的は、産痛緩和ケアに関する助産師の実践コミュニティ形成を基盤としながら、産痛緩和ケア実践能力養成に関する基礎助産師教育における教育モデル開発を行うことである。令和3年度においては、モロッコ国セタット県にあるハッサン1世大学の助産学科の教員と毎月1回程度のオンライン会議を重ねた(12回会議実施)。3年間の助産学科での教育カリキュラムの中で、どのように産痛緩和ケアに関する学習を配置していくか、どのように教育するかについて検討した。加えて、実習施設の実習指導者は学生が実習を通して産痛緩和ケアを学ぶ上で、実践コミュニティの一員となるが、その指導者と教員との実習に関する連携がシステムとしてないことが課題としてあることから、実習指導者を対象とした産痛緩和ケア技術に関する技術習得支援も含めた実習指導者会の企画も検討した。
    検討の末、助産師学生へは3年生前期に講義演習し、前期の分娩介助実習、後期の分娩介助実習にてケア習得について効果を明らかにすることとした。また3年生の分娩介助実習に先立ち、臨床指導者を対象とした指導者会を実施し、先行研究で開発した産痛緩和ケア教育プログラムにて習得を支援することとした。助産師学生と臨床指導者それぞれの取り組みについて、兵庫医療大学の研究倫理委員会の承認を受けた(令和3年10月)。モロッコ側の予定変更があり、3年生後期となる令和3年度3月21日に3年生助産師学生33名、臨床指導者5名を対象に産痛緩和ケアに関する講義と演習を行った。教育プログラム実施前後のケアに対する認識と実践の変化について、先行研究で開発した尺度を用いた測定を行っている。3年生後期の分娩介助実習が令和4年度4月に入ってからであり、実習後の尺度への入力とインタビュー実施(オンライン)は令和4年5月に実施する予定である。

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