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論文 【 表示 / 非表示 】
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Search for the e+e−→ ηb(1S) ω and e+e−→ χb0(1P) ω processes at √ s = 10.745 GeV 査読あり
I. Adachi , L. Aggarwal, T. Matsuda et al.
Physical Review D 109 072013 - 9 pages 2024年4月
掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Search for charged-lepton flavor violation in Υ(2S) → ℓ∓#τ±(ℓ = e, μ) decays at Belle 査読あり
The Belle collaboration, R. Dhamija, S. Nishida, T. Matsuda et al.
Journal of High Energy Physics 2024 187 - 10 pages 2024年2月
掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Search for the decay Bs0 → J / ψ π0 at Belle experiment 査読あり
D. Kumar, B. Bhuyan, T. Matsuda et al.
Physical Review D 109 032007 - 7pages 2024年2月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Search for baryon and lepton number violating decays D → p ℓ 査読あり
S. Maity , R. Garg, T. Matsuda et al.
Physical Review D 109 L031101 - 6pages 2024年2月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Measurement of branching fractions and direct C P asymmetries for B → K π and B → π π decays at Belle II 査読あり
I. Adachi , L. Aggarwal, T. Matsuda et al.
Physical Review D 109 012001 - 12pages 2024年1月
掲載種別:研究論文(学術雑誌)
書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
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Study of the ηπ- System in π-p Reaction at 6GeV/c
MATSUDA Tatsuro
"HADRON 91", World Scientific 1992年
記述言語:日本語
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Study of the ηπ- System in π-p Reaction at 6GeV/c(共著)
松田 達郎
"HADRON 91", World Scientific 1992年
記述言語:日本語
MISC 【 表示 / 非表示 】
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Comments on the a#D1#R meson
T. Matsuda
KEK Workshop on Hadron Spectroscopy and Chiral Particle Search in J / ψ Decay Data at BES, Tsukuba, Japan, 28 Feb - 1 Mar 2003, KEK-Proceedings 2003-10, Nov. 2003 2003年11月
記述言語:英語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要) 出版者・発行元:KEK
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6.3GeV/c π-p反応におけるηπ-の研究
名古屋大学 1993年12月
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偏極アンモニアターゲットの開発と位相検波方式NMRによる偏極度測定装置の開発(共著)
松田 達郎
原子核研究 32 ( 6 ) 51 1987年
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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CERN-COMPASSでの準包含的深部非弾性散乱での偏極重陽子横方向スピン非対称度測定の解析状況
岩田高広, 堂下典弘, 石元茂, 近藤薫, 鈴木肇, 堀川直顕, 松田達郎, 糠塚元気, 宮地義之, 高梨雄矢, 他 COMPASS Collaboration
日本物理学会2024春季大会
開催年月日: 2024年3月18日 - 2024年3月21日
会議種別:口頭発表(一般)
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CERN-AMBERでの反陽子生成断面積測定の状況
堂下典弘, 岩田高広, 鈴木天音, 鈴木肇, 松田達郎, 宮地義之, 他 AMBER Collaboration
日本物理学会2024春季大会
開催年月日: 2024年3月18日 - 2024年3月21日
会議種別:口頭発表(一般)
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CERN-COMPASSでの偏極陽子・重陽子標的に対するミューオン入射深部非弾性散乱におけるハドロン対に対する横スピン依存方位角非対称度測定
岩田高広, 堂下典弘, 石元茂, 近藤薫, 鈴木肇, 堀川直顕, 松田達郎, 三浦大輔, 糠塚元気, 宮地義之, 他 COMPASS Collaboration
日本物理学会2023年春季大会 2023年3月22日
開催年月日: 2023年3月22日 - 2023年3月25日
会議種別:口頭発表(一般)
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2022年のCERN-COMPASSでの偏極重陽子Transversity測定状況
堂下典弘, 石元茂, 岩田高広, 近藤薫, 鈴木肇, 堀川直顕, 松田達郎, 糠塚元気, 宮地義之, 他 COMPASS Collaboration
日本物理学会2023年春季大会 2023年3月22日
開催年月日: 2023年3月22日 - 2023年3月25日
会議種別:口頭発表(一般)
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CERN-COMPASSでの偏極重陽子Transversity測定の状況 II
岩田高広, 堂下典弘, 石元茂, 近藤薫, 鈴木肇, 堀川直顕, 松田達郎, 糠塚元気, 宮地義之, 他 COMPASS Collaboration
日本物理学会第77回年次大会 (オンライン開催) 日本物理学会
開催年月日: 2022年3月15日 - 2022年3月19日
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:オンライン開催
受賞 【 表示 / 非表示 】
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宮崎大学ハイステップ研究者表彰
2016年12月 宮崎大学
宮崎大学 工学部 核物理研究室
受賞国:日本国
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宮崎大学ハイステップ研究者表彰
2014年10月 宮崎大学
宮崎大学 工学部 核物理研究室
受賞国:日本国
科研費(文科省・学振・厚労省)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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大型偏極ターゲットを用いた核子スピンのクォーク構造の解明
研究課題/領域番号:20H05637 2020年08月 - 2024年03月
独立行政法人日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(S)
岩田高広、松田達郎、宮地義之
担当区分:研究分担者
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B中間子崩壊における軽クォークエキゾチック中間子の探索
研究課題/領域番号:17K05469 2017年04月 - 2023年03月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者
ハドロン物理の課題として、QCDに基づいてハドロンスペクトルを理解するということがあげられる。その一環としてQCDから示唆されるエキゾチックな中間子の探索がこれまで精力的に行われてきた。本研究ではKEK・Belle実験による高統計B中間子崩壊データを用いて、B→D*ηπ反応の解析行い、ηπ中間子系にP波共鳴状態の有無を探索する。ηπ系においてP波共鳴の存在を確認できれば、明白なエキゾチック状態と言える。また同時に関連するB→D*3π反応チャンネル等でも探索を行い、軽クォーク中間子状態におけるエキゾチック中間子の存否を明らかにし、QCDに基づくハドロン物理の発展に寄与することを目指す。
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CERNーCOMPASSでの核子スピンのQCD構造の研究
2014年04月 - 2018年03月
科学研究費補助金 基盤研究(A)
担当区分:研究分担者
CERNでのCOMPASS国際共同研究において、世界最大の偏極ターゲットと大型水素ターゲットを利用して、核子のスピン構造をクォーク・グルーオンレベルでQCDを基礎として解明する。偏極Drell-Yan反応での測定を世界で初めて遂行し、Sivers関数を求め、クォークの軌道回転寄与の有無を確定する。また、深部仮想コンプトン散乱(DVCS)の角分布に関する測定を高エネルギー領域で初めて行い、一般化されたクォーク分布(GPD―H)を抽出し、Jiの和則からクォークの軌道回転寄与に対して制限を与える。これらのために既存のCOMPASS偏極ターゲットの改造、最適化を実施する。また、DVCS測定用大型水素ターゲットを建設する。
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B中間子崩壊から生成される軽クォーク中間子の研究
2012年04月 - 2014年03月
科学研究費補助金 新学術領域研究
担当区分:研究代表者
本研究の目的は、QCDの動力学によってクォークとグルーオンから中間子や重粒子などのハドロンがいかに形成されるかという問題を解明することである。この目的に向けた研究の一環として、本研究はKEK・BELLE実験による高統計高精度の実験データを用いて中間子スペクトルを見直す。特にa1中間子およびK1中間子はρ中間子などのベクトル中間子に次いで基本的な中間子にもかかわらず、質量、共鳴幅とも十分な精度で定まっておらず、理論的実験的にも注目されている。今回B→D*a1、a1→3π反応およびB→J/ΨK1、K1→ωπ反応の解析を通じて、a1中間子およびK1中間子の質量、共鳴幅や分岐比などのパラメーターの決定を行い、中間子スペクトルの実験的データの確立への貢献を目指す。本年度は前年度までの科研費研究の成果を継承し、反応抽出プログラムおよび部分波解析プログラムの構築、モンテカルロシミュレーション計算プログラムの構築および実行を目指した。前年度までの研究によってB→J/ΨK1、K1→ωπ反応の抽出プログラムはほぼ構築されており、本年度においてB→D*a1、a1→3π反応の抽出プログラムもほぼ作成された。しかしなおモンテカルロデータに基づくプログラムの確認を要する。一方でこれまでの実験において軸性ベクトル中間子の質量や共鳴幅が不確定となる理由について関連して検討を行い、ハドロンビームを用いた実験において軸性ベクトル中間子の諸性質が不確定となる理由についての重要な示唆を見出し、これについてCERN・COMPASS実験グループ関係者等とともに現象論的検討を行った。またデータ解析をより効率的に行うための環境整備として、新たに計算機サーバーを追加・稼働させた。
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B中間子崩壊による軽クォーク中間子の研究
2010年04月 - 2012年03月
科学研究費補助金 新学術領域研究
担当区分:研究代表者
本研究の大きな目的は、QCDの動力学によってクォークとグルーオンから中間子や重粒子などのハドロンがいかに形成されるかという問題を解明することである。しかし、これは理論および実験の共同による総合的な研究に依らなければならず、理論の発展の必要と伴に、理論の基礎となり、また裏付ける信頼される実験的データの確立が必要である。そこで本研究ではこの大きな目的に向けた研究の一環として、高統計高精度の実験データを用いて中間子スペクトルの全容をあらためて見直すことを目的とする。第1段階としてKEK・BELLE実験による高統計量のB中間子崩壊データを用いて、B→D*a1、a1→3π反応を部分波解析することによってa1中間子の研究を行う。a1中間子はρ中間子などのベクトル中間子に次いで基本的な軽クォーク中間子であるにも関わらず、質量、共鳴幅とも十分な精度では定まっておらず実験間で食い違った結果を与え、さらに同じ多重項に属する他の中間子に比べ、幅は著しく大きく奇妙である。この解析を通じて、a1中間子のパラメーターの決定を目指すとともに、軽クォーク中間子における4クォーク中間子の探索を目指す。さらに同様の手法を発展させて軽クォークからなるK1中間子などの軸性中間子の解明を目指し、この研究を通じて、軽クォークからなる中間子スペクトルの実験的データの確立を行うことを目指す。
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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国際共同研究によるハドロンの分光学的研究
2009年12月 - 2010年03月
宮崎大学 宮崎大学平成21年度戦略重点経費
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
我々はこれまで欧州や中国の加速器研究施設を利用した国際共同研究を推進し、これらの施設において生成収集したハドロンと呼ばれる素粒子の研究を行ってきた。これらの研究を通じて核子のスピン構造の解明やκ中間子と呼ばれる新しい中間子状態の発見などの成果を挙げ、現在、核子のより詳細なスピン構造の探求を進め、エキゾチック中間子と呼ばれる中間子の探索を進めている。今回、これらの研究をさらに進め、中国および高エネルギー加速器研究機構(KEK)で収集した素粒子実験データに適用できる部分波解析プログラムの開発を進め、これらを通じてハドロンの存在形態を解明し、我々の素粒子・原子核の理解を発展させる。
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ガンジス川流域土壌の中性子放射化によるヒ素分析研究
2009年04月 - 2010年03月
宮崎大学工学部 学部長裁量経費
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
近年、ガンジス川をはじめとする大河流域での地下水ヒ素汚染が大きな社会問題となっている。すなわち、グリーン革命、人口増などに対応して掘られた井戸による地下水からの飲料水がヒ素によって汚染されており、飲料水を飲む住民の健康を害し、急性および慢性ヒ素中毒患者の発生、皮膚障害、内臓障害、悪性腫瘍等の障害を引き起こしている。そのヒ素の起源は、自然由来で、大河によって運ばれた堆積物より生じているため、広範囲におよんでいる。また、それらも地域の多くは発展途上国であり、自国での解決が大変難しい状況にある。このヒ素汚染問題解決のために、宮崎大学グループなどが宮崎県土呂久鉱山によるヒ素被害の調査、研究の経験、実績を活用して、調査・研究を行ってきたが、その調査・研究の一環として土壌中のヒ素含有量の分析が、機器分析木花分室の田辺講師らによって行われてきた。今回ボーリング調査によって得られた大量の試料を調査する必要が求められたため、ヒ素分析を原子力研究機構の原子炉施設などを利用して中性子放射化分析によって行う。中性子放射化分析は簡便で精度良く、さらに大量の試料を行うことができる。これらを通じて、地質層序を知り、溶出機構の解明などを進め、問題解決へ導くことを期待する。
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宮崎大学ECRイオン照射装置の発展利用とそれを介した加速器科学教育
2006年04月 - 2009年03月
大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 高エネルギー加速器研究機構 大学等連携支援事業
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
宮崎大学ECRイオン照射装置を利用し、かつ高エネルギー加速器研究機構スタッフの協力を得て、学生・院生へ加速器科学の教育を行い、あわせてECRイオン照射装置の発展利用を行った。