論文 - 片山 徹郎
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片山 徹朗, 高橋 寿一
情報処理 49 ( 2 ) 154 - 161 2008年2月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：情報処理学会
近年，エンジニアの言う「タイミング依存のバグ」が現場では多くなっているのではないか．昨今の大きなシステム障害を見ると，「あるまれなタイミングと，あるまれなタイミングが同時に起こると障害が発生する」という記事をよく見かける．また，その障害に対する記者会見では「単独製品としては起こりえない」，もしくは，「弊社製品単独の機能としては問題ないのだが，他社製品と統合した場合に問題が発生する」という言葉をよく聞く．現代のソフトウェアやシステムは，単独機能として大きな問題を起こすことは少なくなってきている．それは各社の品質保証システムや部門が成熟した成果であろう．しかし，そのソフトウェアやシステムの堅牢性を維持するために多重化したり，あるいは，高速な処理性能を求めるために並列化することによる起こるバグについては，逆に増える傾向がある．本稿では，前述したような並列に処理されるプログラムやシステムについて，テストの難しさの原因とテスト手法について述べる．また，並列プログラムの特性と誤りの分類について述べ，その中から特に，デッドロックの検出手法と競合状態のテスト手法について述べる．
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シーケンス図を利用した組込みシステム開発のためのテストケース生成手法の提案について
井上 陽, 片山 徹郎
電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス 107 ( 392 ) 85 - 90 2007年12月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：一般社団法人電子情報通信学会
組込みシステム開発では、製品の品質を保つための効率の良いテストが、強く求められている。しかし、テストケースの作成は、未だテスターの経験と技量に依存した手作業で行われていることが多い。そこで、UML (Unified Modeling Language)を用いた組込みシステム開発におけるテスト作業の効率化を目的として、システム開発の上流の過程における、テストケース生成手法を提案する。具体的には、シーケンス図から、テストケースを自動生成するためのテストケース生成手法め提案をするとともに、上流工程での、仕様の抜けを発見するための、ユーザアクションのタイミングを示すタイミング確認表を作成する。今回提案する手法によって、テスト作業の生産性向上と、ユーザアクションに対する処理の抜けの発見とが期待出来る。
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Implementation and evaluation of an automatic visualization tool "PGT" for programming education
Kita Y., Katayama T., Tomita S.
Proceedings - SERA 2007: Fifth ACIS International Conference on Software Engineering Research, Management, and Applications 213 - 220 2007年12月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：Proceedings - SERA 2007: Fifth ACIS International Conference on Software Engineering Research, Management, and Applications
As the demand for software is increasing more rapidly than ever, demand for programmers is increasing. It is important to educate novice programmers in order to increase the population of programmers. They have to read source codes of various programs, when they learn programming. But, it is not easy task for them to understand the behavior of a program only by reading the source code. This paper describes implementation and evaluation of an automatic visualization tool "PGT(Path Generation Tool)" for aiding programs in reading the source code of a Java program. PGT generates paths from a source code by visualizing the paths corresponded to the statements of the source code so that understand the meaningof the program easily. © 2007 IEEE.
DOI： 10.1109/SERA.2007.92
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UMLを用いた組込みシステム開発におけるシーケンス図を利用したテストケース作成手法の提案 査読あり
井上陽, 片山徹郎
ソフトウェアテストシンポジウム2007九州(JaSST'07 Kyushu) 53 - 55 2007年11月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
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Prototype of a Simulator to Reflect a Speed Value in a Code of a Line Trace Car 査読あり
K. Ikeda and T. Katayama
Joint Works. on Embedded Softw. Development (JWSD2007) 43 - 52 2007年10月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス）
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MDAにおけるPIM作成支援を目的としたUMLダイアグラム洗練手法の提案
井上 陽, 片山 徹郎
宮崎大學工學部紀要 36 313 - 320 2007年8月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：宮崎大学
Recently, the development of software has come to be able to construct complex and large-scale systems. However, it has problems about productivity, portability, interoperability, and maintainability. In order to solve these problems, OMG (Object Management Group) has defined MDA (Model Driven Archicture). But, even if experts of modeling, it is difficult to make the models used in MDA called PIM (Platform Independent Model) or PSM (Platform Specific Model). In this paper, to reduce the burden in making PIM, it proposes a refinement method of UML (Unified Modeling Language) diagrams to support making PIM. The proposed method makes a more detailed UML class diagram from an original one by adding elements extracted from other behavioral UML diagrams in OCL (Object Constraint Language). The detailed class diagram can make PIM more easily. Consequently, it leads to improve productivity of software.
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Javaを対象としたテスト駆動開発における初回テストパス自動化支援ツールの試作
篠 晃朗, 片山 徹郎
宮崎大學工學部紀要 36 305 - 312 2007年8月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：宮崎大学
Test Driven Development is a technique in code development that uses practices of eXtreme Programming, and features of Test Driven Development are Test First and Automatic Test.### This paper aims at supporting Test Driven Development and prototypes a tool of supporting automation to pass a first test in Test Driven Development for Java programs. The prototype extracts data on a target code for testing from a test code of JUnit, constructs other data of the target code such as method or class names from the extracted data, and outputs a code to be test as a file from the constructed data. The prototype has been applied to a sample test code, and it has confirmed that the output code can be passed the first test. Thus, the prototype is effective in Test Driven Development for Jave programs.
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MDAにおけるPIM作成支援を目的としたUMLダイアグラム洗練手法の提案
井上陽, 片山徹郎
宮崎大学工学部紀要 ( 36 ) 313 - 320 2007年8月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（大学，研究機関等紀要）
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Javaを対象としたテスト駆動開発における初回テストパス自動化支援ツールの試作
篠晃朗, 片山徹郎
宮崎大学工学部紀要 ( 36 ) 305 - 312 2007年8月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（大学，研究機関等紀要）
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プログラミング教育支援のためのプログラム自動可視化ツールAvisの試作 査読あり
喜多義弘, 徳永友樹, 片山徹郎, 冨田重幸
情報処理学会 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2007(SES2007) 223 - 226 2007年8月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
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Implementation and Evaluation of an Automatic Visualization Tool ``PGT'' for Programming Education 査読あり
Y. Kita, T. Katayama, and S. Tomita
Proc. 5th Int'l Conf. on Softw. Eng. Research, Management & Applications(SERA2007) 213 - 220 2007年8月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス）
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池田 健太郎, 片山 徹郎
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2007 ( 0 ) 514 - 514 2007年
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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プログラム可視化ツールAvisにおけるシーケンス図を用いた実行パス表示手法の提案
徳永 友樹, 片山 徹郎
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2007 ( 0 ) 517 - 517 2007年
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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Java プログラム自動可視化ツール Avis における大規模プログラム適用のための拡張
喜多 義弘, 片山 徹郎, 冨田 重幸
電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス 106 ( 426 ) 37 - 42 2006年12月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：一般社団法人電子情報通信学会
ソフトウェアの需要の急速な増加に伴い,プログラマの需要も増加している.プログラマの数を増加させるためにプログラマを教育することは重要である.本研究では,以前にプログラミング教育支援のためにプログラムを読みやすくすることを目的として,Javaプログラム自動可視化ツール"Avis"を試作した.Avisは"Parser,""CF-Generator"および"P-Generator"の3つの部分から構成する.しかし,以前のP-Generatorは,その実行中にメモリ不足に陥りやすく,小規模なプログラムにしか適用できなかった.そこで本論文では,大規模なプログラムにも適用できるように,P-Generatorのデータ構造を改良する.この改良により,多くのJavaプログラムがAvisに適用可能となったため,Avisの実用性が向上したと言える.また,今回改良したAvisを,本学の学生に実際に使ってもらい,その有用性を確認した.
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シーケンス図を用いた実行履歴の可視化による Java プログラムの理解支援に関する考察
竹下 彰人, 片山 徹郎
電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス 106 ( 426 ) 43 - 48 2006年12月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：一般社団法人電子情報通信学会
Javaなどのオブジェクト指向のプログラムでは、プログラムを実行する際に生成されるオブジェクト間をメッセージが送受信されることによってシステムが動作する。しかし、ソースコードのみでオブジェクトが実際にどのようなメッセージ通信を行うかを理解することは困難である。本研究では、Javaプログラムの信頼性向上とJavaプログラムの動作の理解支援を目的とし、Javaプログラムの実行履歴をシーケンス図を利用して可視化する。Javaプログラムの動的解析を行い、得られた実行履歴をもとにオブジェクト間のメソッド呼び出し関係をシーケンス図上に表す。その際に、メソッド呼び出しが発生した時の引数や返り値の値も、同じシーケンス図上に表示する。その結果、オブジェクトが行うメッセージ通信のやりとりを視覚的に示すことができるので、プログラムの動作の理解を促進し、プログラムの信頼性の向上へもつながる。
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JavaCCを利用したJavaプログラムの実行履歴表示について
竹下 彰人, 片山 徹郎
宮崎大學工學部紀要 35 321 - 328 2006年8月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：宮崎大学
Abstract ###Recently, Java programs are widely diffused to society. The improvement of the ###reliability of Java programs is needed. Detecting errors in programs leads to the im-###provement of the reliability. of the programs. In this research, the execution history for ###Java programs is displayed by using a syntax analyzer in order to improve the relia-###bility of the programs. The syntax analyzer which consists of statically analyzing part ###and probe embedding part is implemented. Java programs are applied to the syntax ###analyzer actually. Consequently, it has been confirmed that the execution history can ###be displayed correctly.
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JavaCCを利用したJavaプログラムの実行履歴表示について
竹下彰人, 片山徹郎
宮崎大学工学部紀要 ( 35 ) 321 - 328 2006年8月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（大学，研究機関等紀要）
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Java プログラム自動可視化ツール Avis におけるクラス構造可視化のための拡張
喜多 義弘, 川添 貴議, 片山 徹郎
電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス 105 ( 490 ) 7 - 12 2005年12月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：一般社団法人電子情報通信学会
ソフトウェアの需要の急速な増加に伴い, プログラマの需要も増加している.熟練したプログラマの数を増加させるために初心者プログラマを教育することは重要である.本研究では, 以前に初心者プログラマのプログラミング教育支援を目的として, 初心者プログラマのためのJavaプログラム自動可視化ツール"Avis"を試作した.しかし, 現段階のAvisはクラス構造を適用できないため.Javaプログラムの適用範囲が狭い. Avisは"Parser, " "FC-Generator"および"P-Generator"の3つの部分から構成し, このうち, ParserおよびFC-Generatorについては, 既にクラス構造を適用できるように改良を行っている.そこで本論文では, AvisがJavaのクラス構造を適用できるように, P-Generatorの拡張を行う.この改良により多くのJavaプログラムをAvisに適用でき, 初心者プログラマは既存のJavaプログラムをより理解しやすくなると考えられる.
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UMLから Java ソースコードへの変換規則の抽出と変換ツールの試作
下村 希世人, 片山 徹郎
電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス 105 ( 490 ) 13 - 18 2005年12月
記述言語：日本語 掲載種別：研究論文（学術雑誌） 出版者・発行元：一般社団法人電子情報通信学会
UML(Unified Modeling Language)は要求分析, および, 設計の段階で用いられることが多い.しかし, モデルからコードを作成する作業は手間がかかるうえに, 人為的なミスも発生する.そこで本研究では, 以前に, プログラミングの支援を目的として, UMLからJavaソースコードへの変換規則の抽出をおこなった.この変換規則をプログラミングの際に用いることにより, ソフトウェアの生産性, および, 信頼性の向上が見込まれる.本論文では, 新たな変換規則を抽出するとともに, 抽出した変換規則に基づいてUMLをJavaソースコードへ自動生成するツールを試作し, この変換規則の有用性を検証した.
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Proposal of a Method to Support Testing for Java Programs with UML 査読あり
共著者：T. Katayama and Y. Yabuya
Proc. 2005 Asia-Pacific Softw. Eng. Conf. (APSEC 2005), 533-540 2005年12月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（国際会議プロシーディングス）