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論文 【 表示 / 非表示 】
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日本認知・行動療法学会ダイバーシティ&インクルージョン宮崎行動宣言 査読あり
戸ヶ﨑 泰子, 熊野 宏昭
認知行動療法研究 50 ( 2 ) 49 - 53 2024年5月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本認知・行動療法学会
日本認知・行動療法学会ダイバーシティ&インクルージョン宮崎行動宣言が、第48回大会において、理事長、ダイバーシティ推進委員会委員長、大会会長により宣言された。同時に、アクションプランと実行計画も発表された。この行動宣言では、性別、世代、国籍、身体的・精神的個性(疾患・障害)、性的指向、職種やキャリアなどの多様性を尊重し、「認め合う」「活かす」「育てる」という3つの観点に基づいて行動することを宣言している。また、行動宣言に則った活動に取り組み、その達成状況をモニタリングし、5年ごとに行動宣言を見直すことも明言している。今後はアクションプランと実行計画に基づいて、本学会会員が安心して学会活動に参加・活躍できる学会運営に取り組むとともに、心理支援を必要とする方々の多様性を尊重して、エビデンスに基づいた認知行動療法の提供と啓発活動などに取り組み、その達成状況を確認していくことが求められる。
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日本認知・行動療法学会ダイバーシティ&インクルージョン推進千葉宣言 査読あり
清水 栄司, 中川 彰子, 嶋田 洋徳, 戸ヶ﨑 泰子
認知行動療法研究 50 ( 2 ) 45 - 47 2024年5月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本認知・行動療法学会
日本認知・行動療法学会は、2021年10月10日開催の第47回大会において、ダイバーシティ&インクルージョン推進千葉宣言を、当時の理事長、ダイバーシティ推進委員会委員長、大会会長の名義で発出した。性別、世代、国籍、身体的・精神的個性(疾患・障害)、性的指向、職種やキャリアなどの多様性を尊重し、具体的には、多様な人材の役員・委員会委員等への登用、全ての会員の学会参加・交流の機会提供の促進など、全ての会員がそれぞれの個性と能力を発揮しながら学会活動に参加・活躍できる学会運営を目指す。また、日本認知・行動療法学会の社会的責任を果たすために、心理的支援を必要とする方やその関係者等への心理的支援や情報の提供にあたっては、ダイバーシティの精神に則った共感的態度による分かりやすい説明と、エビデンスに基づいた最善の心理的支援の提供に努めるとともに、心理的支援に関する理解啓発活動を推進する。
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特別支援学校(知肢併置)のキャリア教育におけるキャリア・パスポートの有効性 招待あり 査読あり
山田裕子・戸ヶ﨑泰子
キャリア発達支援研究 10 ( 1 ) 214 - 221 2024年3月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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キャリア教育と就労支援における認知行動療法の現状と可能性—知的障害・精神障害に焦点を当てた展望— 査読あり
池田 浩之, 千田 若菜, 戸ヶ﨑 泰子
認知行動療法研究 50 ( 2 ) 67 - 76 2024年
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本認知・行動療法学会
本稿では、思春期以降の知的障害や精神障害のある者を対象としたキャリア教育、移行支援、職場定着支援の現状を整理し、認知行動理論や諸技法がどのように活用されているかについて論じた。そして、この分野で認知行動療法が貢献・発展していくためには、どのような課題があり、どのような視点からの実践や研究が必要かを展望した。その結果、職業的自立を目的とした教育課程における介入や移行期における合理的配慮申請に必要な具体的なアセスメントにおいて認知行動理論や諸技法が寄与することが明らかにされた。また、職場定着支援において、職場環境内における随伴性マネジメントやセルフモニタリングが有用であることが示された。最後に、今後の展望として、キャリア教育や就労支援における認知行動療法的介入をより発展させてエビデンスを蓄積すること、神経発達の多様性に対応した認知行動療法的介入の検討・開発を行っていく必要性が述べられた。
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小学校知的障害特別支援学級における6年間のキャリア教育が知的障害のある児童のキャリア発達に及ぼす効果 査読あり
富山光浩・瀨川大輔・門分伸浩・戸ヶ﨑泰子
九州地区国立大学教育系・文系研究論文集 9 ( 2 ) No.9 2023年3月
担当区分:最終著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:九州地区国立大学間の連携事業に係る企画委員会リポジトリ部会
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書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
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新版 カウンセリング心理学ハンドブック
日本カウンセリング学会(監),戸ヶ﨑泰子( 担当: 共著 , 範囲: 第4章 カウンセリングに生かすその他の理論 3.行動分析)
金子書房 2024年7月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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公認心理師必携!事例で学ぶ教育・特別支援のエビデンスベイスト・プラクティス
戸ヶ﨑泰子( 担当: 分担執筆 , 範囲: 第6章 特別支援教育を熟知・実行する キーコンピテンス)
株式会社金剛出版 2024年3月 ( ISBN:9784772420280 )
記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論
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公認心理師必携精神医療・臨床心理の知識と技法
下山晴彦、中嶋義文、戸ヶ﨑泰子他119名( 担当: 共著 , 範囲: 注意欠如・多動症 277-278、限極性多動症 279-280)
医学書院 2016年9月
総ページ数:345 担当ページ:277-281 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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不登校の認知行動療法 セラピストマニュアル
佐藤寛,佐藤美幸,戸ヶ崎泰子,尾形明子,石川信一,笹川智子,下津咲絵( 担当: 共訳 , 範囲: 4章ネガティブな感情を引き起こす学校に関連した刺激を回避するために学校に行かない子ども)
岩崎学術出版 2014年10月
総ページ数:216 担当ページ: 45-77 記述言語:日本語 著書種別:学術書
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認知行動療法を活用した子どもの教室マネジメント:社会性と自尊感情を高めるためのガイドブック
石川信一,佐藤 寛,下津咲絵,戸ヶ崎泰子,尾形明子他( 担当: 共訳 , 範囲: 第10章 仲間関係の問題と友情スキル)
金剛出版 2013年5月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
MISC 【 表示 / 非表示 】
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認知行動療法の社会実装向けて-人生 100 年時代の Well-being を支える認知行動療法の 成果と次なる挑戦- 招待あり 査読あり
戸ヶ﨑泰子・土井理美・岡島義・境泉洋・日下菜穂子・栗田駿一郎・田中増郎
日本認知・行動療法学会第50回記念大会発表論文集 88 - 89 2024年9月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
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日本認知・行動療法学会は本気で研究推進に取り組む 招待あり 査読あり
伊藤義徳・鈴木伸一・甲田宗良・岡島義・井上和哉・戸ヶ﨑泰子
日本認知・行動療法学会第50回記念大会発表論文集 110 - 111 2024年9月
記述言語:日本語 掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
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心理学国家資格「公認心理師」の社会的役割と活動の実際 招待あり
佐々木淳・嶋田洋徳・前野良隆・丹野義彦・信田さよ子・熊野宏昭・金澤潤一郎・戸ヶ﨑泰子・紀惠理子・田上明日香
日本認知・行動療法学会第50回記念大会発表論文集 94 - 96 2024年9月
記述言語:日本語 掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
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SST と PPR を組み合わせたプログラムが中学生の学級適応に及ぼす効果 査読あり
戸ヶ﨑泰子
日本認知・行動療法学会第49回大会発表論文集 308 - 309 2023年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
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宮崎県における口蹄疫ウイルス被害からの12 年間の歩み-ウイルス感染症対策とメンタルヘルス- 招待あり
戸ヶ﨑泰子,末吉 益雄,服部清太,新坂 英伸,黒田 嘉紀
日本認知・行動療法学会第48回大会発表論文集 84 - 85 2022年10月
記述言語:日本語 掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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「これからのSSTに期待するもの」発達支援・予防教育の視点からco-productionを考える 招待あり
戸ヶ﨑泰子
SST普及協会30周年事業プレ大会 2024年11月24日
開催年月日: 2024年11月23日 - 2024年11月24日
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
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ナチュラルサポートが知的障害者の職場適応過程に及ぼす影響
松元大士・戸ヶ﨑泰子
日本特殊教育学会第62回大会 (名古屋国際会議場) 2024年9月6日 日本特殊教育学会
開催年月日: 2024年9月6日 - 2024年9月8日
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:名古屋国際会議場
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Gルートで公認心理師を取得されたみなさまへ ―公認心理師の会からの招待状―【話題提供2】学校教諭と公認心理師のダブルライセンスを有する意義と今後の活躍への期待 招待あり
戸ヶ﨑泰子
公認心理師の会2024年度年次総会 2024年5月19日
開催年月日: 2024年5月18日 - 2024年5月19日
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
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公認心理師と認知行動療法 ―リサーチと臨床実践の往還 ― 招待あり
戸ヶ﨑泰子・丹野義彦・大月友・柳澤博紀・佐藤秀樹・古川洋和
公認心理師の会2024年度年次総会 2024年5月19日
開催年月日: 2024年5月18日 - 2024年5月19日
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
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50 years of CBT and beyond—Lessons learned from dissemination of CBT in Japan— 国際会議
Satoko Sasagawa, Yasuko Togasaki, Tom Otsuki, Miki Matsunaga
8th Asian Cognitive Behavior Therapy Congress 2024年3月2日
開催年月日: 2024年2月28日 - 2024年3月3日
会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
受賞 【 表示 / 非表示 】
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日本特殊教育学会第10回実践研究賞
2013年8月 日本特殊教育学会
塩見憲司,戸ヶ崎泰子
受賞区分:学会誌・学術雑誌による顕彰 受賞国:日本国
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日本うつ病学会第6回日本うつ病学会奨励賞
2011年7月 日本うつ病学会
田中利枝,石川信一,佐藤寛,尾形明子,戸ヶ崎泰子,佐藤容子,佐藤正二
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
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日本うつ病学会第3回日本うつ病学会奨励賞
2008年7月 日本うつ病学会
石川信一,戸ヶ崎泰子,佐藤正二,佐藤容子
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
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日本健康心理学会本明記念賞
1997年10月 日本健康心理学会
戸ヶ崎泰子,坂野雄二
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
科研費(文科省・学振・厚労省)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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知的障害のある児童生徒の働く意欲を喚起し、職業的自立を可能とするキャリア教育
研究課題/領域番号:19K02956 2019年04月 - 2025年03月
独立行政法人日本学術振興会 科学研究費基金 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者
障害者の就労に関する様々な問題に対応するため特別支援学校等ではキャリア教育に取り組んでいるが、その効果や成果が十分には実証されていない。また、特別支援学校等でのキャリア教育は高等部での実践が多く、より早い学校段階からの系統性を持たせた実践に向けた教育課程の編成には至っていない現状がある。
そこで本研究は知的障害特別支援学校や小中学校の特別支援学級におけるキャリア教育について、小学部から高等部までの12年間、あるいは小中学校9年間を見通した一貫性のある教育課程を編成し、継続的なキャリア教育の実践を実現するために、調査研究や実践研究を行う。 -
発達障害の早期診断・早期介入システムの拡大と効果査定
研究課題/領域番号:24330201 2012年04月 - 2017年03月
科学研究費補助金 基盤研究(B)
担当区分:研究分担者
①幼児のペアレントトレーニング介入プログラムを追加開発し,乳幼児期から小学生までの養育支援プログラムを完成させる。
②上記プログラムの効果査定のための養育スキル尺度等を確立し,効果査定を行う。
③周産母子センターからのフォローアップを継続して行い,紹介事由毎に,行動問題の発生傾向および介入による改善状況の査定を行う。 -
学習障害児の不適応問題と社会的スキルの関係に関する研究と援助プログラムの開発
研究課題/領域番号:15730322 2003年04月 - 2006年03月
科学研究費補助金 若手研究(B)
本研究は、社会的スキルの観点から学習障害を有する子どもが抱えている不適応問題とはどのようなものであるかを明らかにし、学習障害の子どもの不適応問題を軽減するための有効な支援方法とは何かを考えることを目的とするものである。また、家庭や学校において適用可能な学習障害児が抱えている不適応問題を軽減するための支援プログラムを立案する。
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援・教職員の専門性向上事業
2015年04月 - 2016年03月
文部科学省 発達障害理解推進拠点事業
資金種別:競争的資金
保育者から子どもたちへの直接の教育的介入である『幼稚園・保育所における集団適応支援プログラム』と『幼保小連携版のペアレント・トレーニング』の導入,および,『育ちのファイル』の導入を提案する。また,幼児期という発達的特徴を踏まえた特別な教育的支援を必要とする子どもの見立てや個別の指導計画に関する的確な提案ができ,『幼稚園・保育所における集団適応支援プログラム』や『幼保小連携版のペアレント・トレーニング』などの具体的な支援方法を提供することができる地域支援担当の特別支援教育チーフコーディネーターを養成する。
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教職を目指す学生との協働による発達障害児に対する教育支援
2015年04月 - 2016年03月
みやだいCOC推進機構 みやだいCOC推進機構平成27年度みやざき地域志向教育研究
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
学校教員を目指している学生ととともに,発達障害のある小学生とその保護者を対象とした支援プログラムに取り組み,発達障害児に対する支援の効果や学生の教育実践力の向上について検証した。
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発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援・教職員の専門性向上事業
2014年04月 - 2015年03月
文部科学省 発達障害理解推進拠点事業
資金種別:競争的資金
保育者から子どもたちへの直接の教育的介入である『幼稚園・保育所における集団適応支援プログラム』と『幼保小連携版のペアレント・トレーニング』の導入,および,『育ちのファイル』の導入を提案する。また,幼児期という発達的特徴を踏まえた特別な教育的支援を必要とする子どもの見立てや個別の指導計画に関する的確な提案ができ,『幼稚園・保育所における集団適応支援プログラム』や『幼保小連携版のペアレント・トレーニング』などの具体的な支援方法を提供することができる地域支援担当の特別支援教育チーフコーディネーターを養成する。
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学習障害児の社会的スキルの表出を促す訓練プログラムの開発:セルフ・エフィカシーに焦点を当てた検討
1998年04月 - 1999年03月
民間財団等 安田生命社会事業団助成金
資金種別:競争的資金
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大学生の学校不適応に関する研究
1997年04月 - 1998年03月
民間財団等 (財)笹川記念助成金
資金種別:競争的資金
その他研究活動 【 表示 / 非表示 】
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特別支援教育士スーパーバイザーの資格更新
2021年03月 - 現在
一般財団法人特別支援教育士資格認定協会が認定する「特別支援教育士」の上位資格である「特別支援教育士スーパーバイザー」の資格を更新した。
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特別支援教育士スーパーバイザーの資格取得
2016年04月 - 現在
一般財団法人特別支援教育士資格認定協会が認定する「特別支援教育士」の上位資格である「特別支援教育士スーパーバイザー」の資格を取得した。
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学校心理士の資格取得
2015年01月 - 現在
一般社団法人学校心理士認定運営機構が認定する「学校心理士」の資格を取得した。
研究・技術シーズ 【 表示 / 非表示 】
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知的障害のある児童生徒のキャリア教育
発達障害等のある児童生徒の学校適応に関する研究
児童生徒のメンタルヘルスの問題に関する研究ホームページ: 研究者データベース
技術相談に応じられる関連分野:特別支援教育に関わる分野、児童生徒の学校適応促進に関わる分野
メッセージ:特別支援教育に関心のある先生方や学校等と協働しながら、特別な教育的支援を必要とする児童生徒のQOLの向上・充実した学校生活の実現に向けて研究に取り組んでいきたいと思っています。