講演・口頭発表等 - 篠原 慶規
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竹林の遮断蒸発はなぜ少ないのか? -付着水分量の推定-
篠原慶規,木村健人
第136回 日本森林学会 大会 2025年3月22日
開催年月日: 2025年3月20日 - 2025年3月23日
会議種別:口頭発表(一般)
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海岸林前面における飛来塩分と付着塩分の測定
南光一樹,岩﨑健太,篠原慶規,新田響平,水永博己
日本海岸林学会
開催年月日: 2024年10月
会議種別:口頭発表(一般)
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日本における土砂災害の暴露人数の長期的変動
篠原慶規
砂防学会研究発表会
開催年月日: 2024年5月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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一ツ瀬川源流部における斜面崩壊発生後の植生回復の条件
竹内万結, 松永美月, 佐藤忠道, 執印康裕, 久米朋宣, 篠原慶規
砂防学会研究発表会
開催年月日: 2024年5月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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土砂災害発生時における生存確率の評価
友保満雄, 篠原慶規
砂防学会研究発表会
開催年月日: 2024年5月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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雲仙・普賢岳の水無川(炭酸谷)における堆積物の密度・粒径の変化
大海陸人, Christopher Gomez, 堀田紀文, 篠原慶規
砂防学会研究発表会
開催年月日: 2024年5月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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森林の成熟が土砂災害発生に与える影響の全国的評価
篠原慶規,Novia Lusiana,今泉文寿
日本森林学会大会 2024年3月8日
開催年月日: 2024年3月8日 - 2024年3月11日
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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高密度のマダケ林における樹冠遮断の特徴
木村健人,篠原慶規
日本森林学会大会 2024年3月8日
開催年月日: 2024年3月8日 - 2024年3月11日
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
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宮崎大学田野フィールドの常緑広葉樹林におけ る樹冠遮断量の計測
阿部悠南,後藤君龍,高木正博,篠原慶規
日本森林学会大会 2024年3月8日
開催年月日: 2024年3月8日 - 2024年3月11日
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
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様々な表層崩壊跡地における土層厚の回復
松永美月,竹内万結,佐藤忠道,執印康裕,久米朋宣,篠原慶規
日本森林学会大会 2024年3月8日
開催年月日: 2024年3月8日 - 2024年3月11日
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
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降雨による土砂災害の死者数の長期変動は何によって決まっているのか?
篠原 慶規, 久米 朋宣
水文・水資源学会研究発表会 2023年9月6日 水文・水資源学会
開催年月日: 2023年9月3日 - 2023年9月6日
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
日本の降雨による土砂災害の死者数は,戦後,2000年頃まで一貫して減少してきた。1945年~2019年の降雨による土砂災害の死者数及び死者数に関わる様々な自然的・社会的要因の変動を比較・分析することで,自然的側面(降雨,森林)及び社会的側面(土木構造物の設置,危険性が高い場所の世帯数,1世帯あたりの人数,住宅構造,避難したかどうか)の両面から,この要因解明を試みた。2000年頃まで見られた死者数の減少は,住宅構造の変化(平屋の減少)に加え,前期は避難した人の増加が,中期は森林の成熟が,後期は土木構造物の設置が寄与した可能性が高いことがわかった。このように土砂災害の死者数減少をもたらす要因は,社会の成熟度と呼応し,時代と共に変化することがわかった。
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令和4年台風第14号による宮崎県の山地災害の特徴
篠原 慶規, 清水 収
日本森林学会大会発表データベース 2023年5月30日 一般社団法人日本森林学会
開催年月日: 2023年5月30日
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
九州の西側を台風が通過した際は,九州の東側で大雨になり,その範囲は,ほぼ宮崎県の範囲と一致する。令和4年台風14号は,このコースを通り,宮崎県内に多数の山地災害(斜面崩壊や土石流)を発生させた。本研究では,宮崎県全域を対象に,崩壊分布図(LIM)を作成し,その決定要因を明らかにすることを目的とした。LIMの作成には,インターネット上や報道情報に加え,衛星画像(Sentinel-2 Level-2A)から計算したNDVIを用いた。また,1~72時間最大降水量を,地上降水量データの空間補間から県内全域について計算した。この降水量を,宮崎県に,より大きな被害をもたらした平成17年台風14号のものと比較した結果,R4の短時間降雨はH17と同程度であったが,長時間降雨は,H17には及ばなかった。崩壊地の降雨量は,低降雨域には分布していないものの,明確に高降雨域に片寄っていた訳でもなかった。一方,台風前の現地の状況を空中写真から確認したところ,半数以上で,「荒廃地」「伐採地」「拡大崩壊」「林道が起点」など,なんらかの特徴が見られた。このことから,降雨分布だけでなく,場の特性が崩壊分布に大きな影響を及ぼした可能性がある。
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雲仙岳炭酸谷における細粒土砂で覆われた面積の経年変化
篠原慶規, 堀田紀文, 經隆悠, ゴメスクリストファー
砂防学会研究発表会 2023年5月11日
開催年月日: 2023年5月9日 - 2023年5月12日
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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SfM-MVS を用いた堆積物密度推定と温度との関連性に関する研究
大海陸人, Christopher Gomez, 堀田紀文, 篠原慶規
砂防学会研究発表会 2023年5月11日
開催年月日: 2023年5月9日 - 2023年5月12日
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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Landslide fatalities for three events in Kure City, Japan 国際会議
Shinohara, Y., Shimomura, C.
Interpraevent 2023 2023年4月18日
開催年月日: 2023年4月17日 - 2023年4月23日
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
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The role of citrus groves in rainfal-triggered landslide hazards in Uwajima, Japan 国際会議
Lusiana N, Shinohara Y
Interpraevent 2023 2023年4月18日
開催年月日: 2023年4月17日 - 2023年4月23日
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
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令和4年台風第14 号による宮崎県の山地災害の特徴
篠原慶規,清水収
日本森林学会大会 2023年3月26日
開催年月日: 2023年3月25日 - 2023年3月27日
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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海岸林における立木の成長は海岸線の進退に影響される —石狩海岸における港湾建設後の成長量変化—
岩崎健太・南光一樹・中田康隆・真坂一彦・篠原慶規・新田響平・水永博己
日本海岸林学会大会 2022年10月22日
開催年月日: 2022年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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下層植生の衰退した広葉樹林におけるUAVを用いた土壌侵食量の面的評価
宮﨑 拓馬, 篠原 慶規, 徳本 雄史, 片山 歩美, 久米 朋宣
日本森林学会大会発表データベース 2022年5月30日 一般社団法人日本森林学会
開催年月日: 2022年5月30日
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
現在日本では、人工林の管理不足やシカ食害により、下層植生が衰退し、土壌侵食が進行している森林がある。森林での土壌侵食は、土砂災害発生の要因となるだけでなく、森林・河川生態系にも影響を与える可能性がある。土壌侵食の研究は数多く行われているが、その多くは、土砂受け箱などを用いて土壌侵食量を計測するものであった。これらは、土壌侵食量を定量的に評価することは可能であるが、空間的ばらつきは評価できない。そこで新たなアプローチとして、UAVによる空撮画像から三次元モデルを構築し、土壌の侵食と堆積の面的評価が可能かどうかを検証した。2021年7、9、11月に、シカ食害の進行した九州大学宮崎演習林において林内でUAVによる空撮を行い、SfM-MVS技術を用いて林床地形の点群データを作成した。また、9、11月では、地上レーザーによる点群データ作成を行い、UAVから得られた点群データと比較した。その結果、同時期に作成したUAV点群と地上レーザー点群はほぼ一致した。また、異なる時期に作成したUAV点群を比較したところ、土壌侵食が起こっていると考えられる場所では、データからも土壌侵食が見て取れた。
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衛星画像のNDVIを用いた間伐による蒸散量の変化予測
篠原 慶規, 深江 朋実, 高木 正博
日本森林学会大会発表データベース 2022年5月30日 一般社団法人日本森林学会
開催年月日: 2022年5月30日
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
スギ・ヒノキ人工林において,毎木調査データ(と気象データ)から間伐前後の蒸発散量の変化を推定する手法は開発されているが,リモートセンシングデータを用いることで,より簡便に,広域で,間伐前後の蒸発散量の変化を推定できる可能性がある。そこで本研究では,宮崎大学田野フィールドのスギ・ヒノキ人工林において,Sentinel-2の衛星画像から得られるNDVIを用いて,蒸散量の計算に必要な辺材面積を推定し,毎木調査ベースの林分構造から得られる辺材面積との比較を行った。衛星画像は,2019年1月~2021年12月の晴天日のものを用いた。衛星画像から得られるNDVIは,林齢が20年前後で頭打ちとなり,そのばらつきは林分構造では説明できないことから,NDVIから直接蒸散量を推定することは難しいことが示唆された。一方で,間伐によるNDVIの低下が確認され,このNDVIの変化値を用いることで,間伐に伴う蒸散量の変化を推定できる可能性が示された。本研究で対象とした間伐林分の間伐率は本数で30%程度と似通っていたが,今後は,間伐率の異なる林でも同様の解析を行うことで,本手法の有効性を確かめたいと考えている。